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今村夏子の芥川賞受賞作「むらさきのスカートの女」は見続ける「わたし」という女の一種異様な世界を描いている

青空にきらきらした日の光と、モクモク湧き出た白い雲、はじけた夏がやってきました。 今日、7月17日、東海地方も梅雨明け宣言が出ました。 ギラギラ、ワクワク、ウキウキが混然一体となって、あちらこちら動き回りたいのですが、コロナ感染防止で相変わ...
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川越宗一の「熱源」を読み始めました。

7月に入ったと思いきや、すでに10日となりました。 小雨の降り続く曇り空の中にも、晴れ間が時折見られるようになりました。 来週からは更に晴れ間が見られる日が多くなるそうです。 やがて来る梅雨明けそして盛夏、時が過ぎれば訪れる季節の変わりは、...
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ローラン・ビネ作「HHhH プラハ、1942年」は一風変わった作法の歴史小説

朝から快晴で、梅雨明けに近いのではないかと思われるほど、夏の日差しに満ちています。 4時台はまだ薄暗く、5時台はゴミを出してもおかしくないほどの明るさとなりました。 ベランダのサッシを開けても、さして外の空気が入ってこないのに、玄関アルコー...
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遠野遥の「破局」を読み終えました

久しぶりに晴れた空が見られたような気がします。 風も爽やかで、コロナ禍さえなければ、どこか郊外へでもドライブしたいような陽気です。 その代わりに、近くの西友へ車で買い出しに行きました。 今日は5%引きの日なので、駐車場も混んでいます。 立体...
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遠野遥の芥川賞受賞作「破局」を読み始めました

週も半ばを過ぎて木曜日、今日も朝から雨が降って、空気は水気を帯びてひんやりと感じられます。 廃品回収があるので、駐車場へ新聞と段ボール雑誌を運びました。 ブランチ後、しばらくしてから、妻がイオンへ買い物に出た後、駐車場へ行って車のバッテリー...
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大島真澄美の「渦 妹背山婦女庭訓魂結び」は人形浄瑠璃作者の近松半二の生涯を描いた

梅雨らしい空模様で、心なしか、空気がひんやりと感じられます。 これから、気温が上がるに従って、ムシムシするようになるのかもしれません。 今年も確実に季節は訪れ、時は確実に進み、来るべきものはやがて目の前にやってきます。 名古屋の天気は、にわ...
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高山羽根子の「首里の馬」は、静謐な孤独を感じさせる小説

今日も、朝から雨がしとしとと降っていて、少し肌寒さを感じます。 名古屋の天気は、雨、最低13度、最高18度、風速1.39m/s、湿度94%、ゴールデンウィークの初日は生憎の天気となってしまいましたが、コロナ禍中でもあり外出は出来るだけ控える...
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百田尚樹の「海賊とよばれた男」が中々面白くて読み始めたら止まらない

4月18日、日曜日、曇り時々小雨、午後から晴れました。 名古屋市の予報は、晴時々雨、最低9℃、最高13℃、風速4m/s、湿度65%、1日天気が不安定、少し寒く感じられます。 昼頃、妻が、イオンへ買い物へ、午後から、私は予約図書を受け取るため...
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冲方丁の「天地明察」は、江戸時代にあった算学に熱中しついには改暦事業を成し遂げた男を描いたユニークな小説

4月4日、日曜日、朝から雨が降って暗い一日は心まで暗くしそうです。 名古屋の天気は、雨、最低14度、最高17度、風速1.11m/s、湿度100%、雨が降ったら本を読むのが良いというのは昔からの良き知恵です。 午後、小雨の中を図書館へ、本2冊...
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東山篤哉の「謎解きはディナーのあとで」はお嬢様刑事の執事兼運転手が事件を次々と解明していく面白さ

今日は朝から重い灰色の雲が空を覆っています。 寒くはありませんが、今にもぽつぽつ降ってきそうな空模様です。 加えて少し片頭痛がして、何をするにも億劫になりがちです。 名古屋の予報に依れば、小雨、最低6度、最高16度、風速0.83m/s、湿度...