遠野遥の芥川賞受賞作「破局」を読み始めました

週も半ばを過ぎて木曜日、今日も朝から雨が降って、空気は水気を帯びてひんやりと感じられます。

廃品回収があるので、駐車場へ新聞と段ボール雑誌を運びました。

ブランチ後、しばらくしてから、妻がイオンへ買い物に出た後、駐車場へ行って車のバッテリーを外して運び上げました。

帰ってきて、充電器に繋ぎ終え、電源を接続するとパルス充電が始まりました。

今日は何時間で完了するのか、先日は8時間ぐらいかかりました。

昨日、図書館で予約していた、遠野遥の「破局」を受取り今読んでいます。

芥川賞受賞作ですが、作者がまだ20代と若いため、若者群像を描いた小説です。

作者も作品も自分の年代に近くないと、中々シンパシーを感じられないことが多いので、最近あまり読まなくなってしまったのですが、久しぶりに読むと、若者特有のねっとりとした空気感と勢いのある筆勢が感じられます。

公務員試験を受ける大学生活を送りながら、ラグビー、筋トレ、性の間を目まぐるしく行き来する青年の日常を描いています。

梅雨でしとしと降り続ける窓際で、ハードブックの頁を繰るのも、静寂の中に異空間を意図的につくり出し心をざわめかす刺激となります。

夕方、バッテリーの充電は終わっていました。

今日は、5時間掛かりました。