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アンソニー・ホロヴィッツの「カササギ殺人事件」は二つの物語が入れ子式になった凝ったミステリー小説

6月5日、日曜日、午前中は晴れていましたが、午後から曇りになりました。 相変わらず、風は吹いているのですが、昨日よりも少し蒸すように感じられます。 天気が悪くなると、出不精になるのですが、このところ益々その傾向が強くなっているように思います...
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フェルディナント・フォン・シーラッハの「罪悪」は、どうにも救いがたい不幸な話や、静寂観のある話などが混淆した短編小説

今日はそこそこ良い天気でした。 妻に頼まれて、カーテン屋さんへオーダーしていたカーテンを受け取りに行きました。 カーテン屋さんの近くの少し高級なスーパーの駐車場へ停めました。 妻だけカーテン屋さんへ行き、私はスーパーのトイレへ行きました。 ...
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フェルディナント・フォン・シーラッハの「犯罪」は異様な犯罪の顛末を語った短編小説

今朝はほとんど7時に起きて、ゴミ袋を出しました。 とても良い天気になりそうな、朝の空でした。 昨日、頭髪をカットしたので、頭が少し涼しく感じられます。 女性は髪の毛で頭も顔もある程度、隠せますが、男の場合はひげで隠せる程度です。 男のひげと...
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李琴峰の「彼岸花の咲く島」は女性の統治する不思議な島を描いた小説

2月20日、日曜日、とても良い天気になりましたが、少し寒く感じられました。 特にこのところ日曜日に行くことが定番になていた図書館へ予定も今日はないので、一日家に居ることにしました。 昼過ぎに、今日はイオンが5%サービスデーなので、妻が買い物...
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石沢麻衣の「貝に続く場所にて」は、遠く離れた異郷の地で東日本大震災の記憶を辿る小説

今朝は6時に起きた時は、やはり真っ暗だったので、トイレに入ってから再び布団の中に潜り込みました。 その後、ふつふつとしばらく眠りに入られない時間の後、フッと意識が無くなり、どれだけ時間が経ったのか、目覚めて時計を見ると、大幅に時間が過ぎてい...
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ジュリアン・バーンズの「終わりの感覚」は記憶のあいまいさ、改ざんされる人生について語っている

7時半にゴミを出しに行くと、青空の下、街路樹の歩道を、小さな子供たちが一塊になって列をつくりこちらへ近づき、坂を下っていきました。 しかし、静かに押し黙ったように7,8人の小さな小学生らしき子供たちが、通りすぎていく姿に違和感をおぼえました...
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ガブリエル・ゼヴィン作「書店主フィクリーのものがたり」は本にまつわる哲学がふんだんに出てくる本好きな書店主の物語

この所、同じパターンで目が覚めます。 今朝も5時のまだ夜のうちに目覚め、次に妻に声を掛けられ慌てて、ゴミ袋を下げて、玄関のドアを開けます。 やはり寝過ごすと網の下にはゴミ袋がドッサリあります。 戻ってきて、大きな袋を下げてエントランスのドア...
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ピエール・ルメートルの「その女アレックス」は常に意外な展開のある犯罪ミステリー作品

今日も快晴、ゴミ出しを7時少し前に出すと既にゴミ袋1つが網の下に入っていました。 小瓶一つ捨てるため、回収かごのある集積所まで歩いて、周囲を見渡すと朝餉の支度をする音が聞こえてくるようです。 朝の陽ざしが柔らかく周りを照らしだしていました。...
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テア・オブレヒトの「タイガーズ・ワイフ」は幻想的リアリズムの小説

朝、雨が降っていて、久しぶりに傘をさしてゴミ出しをしました。 雨の日は、ネットが濡れていて、手で広げるのは嫌なものです。 風もなく、雨が傘に当たる音だけがしていました。 戻ってきて、手洗いをして、もう一度寝ようとすると、妻が起きてきました。...
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上橋菜穂子の「鹿の王」は勧善懲悪ではない冒険ファンタジー小説

久しぶりに雨の中、車を出して買い物に出ました。 雨の日は、泥はねで車が汚れるし、滑りやすくワイパーかけても視界が悪くなり、事故のリスクも上がるので、なるべく車を出して外出しないようにしていたのですが、妻の実家にお米を頼まれたので、車を出すこ...