名古屋の太平タイヤで中古タイヤ交換

今日は、2月20日土曜日、ほとんど春と言って良いくらい暖かい1日でした。

名古屋の天気予報は、最低0℃、最高13℃、風速1m/s、湿度69%、車の中は日差しで暑く感じられ、この冬入れっぱなしの暖房を切りました。

今日は、午前中に車でイオンへ買い物へ、月曜日久しぶりに妻の実家へ行くので、お米など重量のある物を買い込みました。

家へ帰ってから、買い物を上げてから、予定通り、太平タイヤへ車で出かけました。

車のナビと、スマホのGoogle Mapを設定しました。

走り出して、車のナビと、スマホの Google Mapが、全く別方向をアナウンスするので迷います。

とりあえずは、車のナビをメインにして、スマホのGoogle Mapをサブとして走ることにしました。

ナビに従って、普段走ったことのない道を走り出すと、もう迷子状態で、ナビを見ないと右も左も分かりません。

太平タイヤまでの道のりは、私の家からだと、名古屋市を右から左へ横断するような形になります。

片道20キロ40分とありますが、久しぶり馴染みの無い道のドライブに、事故を起こさず無事行って帰ってこられるか緊張します。

オーディオも切って、信号と周りの車、何よりも歩行者に気を使います。

幸い天気も良く視界も良いので、スピードを出さず、しっかり前を向いて、信号を見逃さず走れば大丈夫と気を入れて走ります。

休日土曜日でも、道が空いていたのは、コロナ禍の影響で交通量が少なかったのかもしれません。

実は、過去に302号環状線を使って、太平タイヤには何回か行ったことがありますが、302号はほぼ1本道であるのと引き換えに、かなりの大周りになります。

名古屋市を突っ切る今日のルートは距離的には最短ですが、途中右左折が多く、ナビが無かったら選択しなかったかもしれません。

ナビが右左折の要所要所を事前にアナウンスしてくれるのですが、つい行き過ぎてしまうことがあります。

そのような時には同じ所を、グルグル周ってしまうことがあります。

今回は瑞穂運動場の近くで、それをやってしまったので、見知らぬ住宅街に迷い込んで、肝を冷やしました。

瑞穂運動場の周りで人がぞろぞろ歩いていたので、何かイベントがあったのかもしれません。

いつか車ではなく電車で訪れ、この周辺を探索したら楽しいかもしれません。

太平タイヤは中川区にあるので海に近く、川か海の一部か分かりませんが、何度か大きな橋を渡りました。

この辺は海抜が低いので、地震で津波が襲ってきたら、ほとんど水没してしまうのかもしれません。

車で大分走ってきたので、もうそろそろ近いのではないかと思えるところまでやって来ました。

なぜかスマホのGoogle MapがUターンしろとか、右に曲がれと言ったかと思うと左に曲がれとアナウンスして支離滅裂です。

車のナビは大人しく、真っ直ぐ走るべき道を示しています。

やがて、いつか見た記憶のある海岸近く、工場地帯の脇を走る道路に出ました。

そして太平タイヤの看板が右手に見えて、右折して建物の近くへ来ると、なんと閉まっています。

昨日太平タイヤへ電話した時には、明日以降訪れるように電話口の女性から聞いていたので、どうしたことかと閉まった入口に車を寄せてみて驚きました。

なんと太平タイヤは引っ越しをしていました。

そこから引っ越し先への簡単な地図と、所要時間30分という記載が扉にありました。

実はスマホのGoogle Mapの指示の方が正しかったのでした。

車のナビは古いので、太平タイヤの引っ越す前の場所へ案内したということです。

予め、車のナビとスマホのGoogle Mapのルートと最終地点を、確認しておくべきでした。

太平タイヤの扉の前に停めた車の中でもたもたしていると、クラクションが聞こえ、いつの間にか大きなトラックから見下ろされていました。

慌てて車を移動してから、車のナビに住所設定をして、新たにルート検索をさせました。

地図情報はスマホが最新なので、今度はスマホのGoogle Mapの指示を主にして走ることにしました。

どこへ向かっているのか分からない都市高速道路の下の、ほとんど車の走っていない寂しい片側2車線道路を戻って行きました。

走ること30分ほどで、大きな川を越えた右手に太平タイヤの看板と建屋が見え、随分と回り道をしてようやく着きました。

駐車場に車を止め、まずはトイレを済ませてから、入口を探して受付をしました。

パソコン画面へ名前を入力すると番号札が出てきました。

待合室で10分ほど待つと、番号が呼ばれ、窓口まで行くと若い男性メカニックが待っていました。

昨日在庫を問い合わせたタイヤの現物を確認して、OKを出すと、先に料金を支払ってから車への取り付け作業をしばらく待つことになります。

今回私が選んだ中古タイヤは2017年製ダンロップエナセーブで7.5~8分山(4本)、タイヤ代金16,500円、取付・バランス取り料金1,500円(税込み)×4、バルブ交換110円(税込み)×4、合計金額23,540円でした。

タイヤ代金は価格コムで、同メーカー同シリーズ最新型式製品の最安値は4本送料込みで33,572円ですから、中古タイヤは半値くらいでびっくりするほど安いわけではなく、性能と損耗を考えるとむしろ高いかもしれません。

中古タイヤのメリットは、絶対価格の安さだけです。

最初はもっと安い物をと思いましたが、タイヤは車で唯一地面と接触する部品であり、命に係わる重要アイテムですから、今年の車検に通らなかった場合、無駄になるかもしれないと思いながらもこの辺で妥協しました。

中古タイヤの現物は水性ワックスが塗ってあるため、外見はきれいで、割れ、キズ、打痕は無しでした。

タイヤ交換取付に時間がしばらくかかるため、巨大な倉庫の中に展示されたタイヤを見学することにしました。

倉庫の中は、タイヤの水性ワックスの匂いかそれとも元々のゴムの匂いか、独特の匂い空間でした。

ラックにズラリと並べられたタイヤは壮観で、普段目にすることの無い光景です。

網メッシュのサッシで渡された2階展示のある倉庫と、コンクリート床のある2階建ての倉庫の2つがあるようでした。

コンクリート2階建ての倉庫の中で、背の低いOLのような若い女性が、若い男性スタッフと相談していました。

端から端まで、丹念に観たら1日は掛かりそうなほどの品ぞろえがありますが、私の車のサイズの中古タイヤの展示は、ほんの一部で、ネットに掲載している物とほぼ同じでした。

ここはブラリと訪れて過ごす場所ではないのか、2つの倉庫の中はガラガラであまり人を見かけません。

外のプレハブ作りの禁煙待合室で、子供連れの親子連れがスマホで時間をつぶしている姿が見えました。

程よい時間で、ピット横の建物内受付近くの待合室に戻ると、作業が終わったらしく、アナウンスがあり番号を呼ばれました。

ピットまで直接行き、若いメカニックがホイールナットをトルクレンチで締めるのを確認してすべて終わりです。

作業確認と受取の書類にサインをしてから、車に乗ってピットから車を出し、出口に向かって帰途に就きました。

行きの道は大変でしたが、帰りは車のナビの指示もすんなりで、間違えることなく真っ直ぐ最短のルートで帰ってきました。

時間も5時過ぎになってしまったので、周囲は暗くなってしまいましたが、帰りは行きと違って気も楽です。

太平タイヤの場所を間違えたこともあって、往復走行距離は50kmを超えました。

これほど走ったのは、定年退職以来久しぶりです。

普段1週間に1度くらいしか動かさなかった25年目を迎える我が愛車も、エンジン音も軽やかにしっかり走ってくれました。

コロナも治まってきたことであるし、これを機にもう少し車であちらこちら走ってみようかと思います。