自動車免許証の更新に行ってきました

今日は5時過ぎにゴミ出しをしたときは、少し曇っていました。

帰ってきて窓を開け放っても、そよとも風は吹いていません。

リビングの窓際の温度は29.6度、キッチンに至っては30.2度、早朝にもかかわらず、一体この暑さはどうなっているのか。

予報では、晴れ、最低23度、最高33度、風速 1.11 m/s、湿度 51%、この最低気温は本当かと思われるほど、暑い夜でした。

2度寝して、今度は予定を1時間寝過ごしました。

食後に、午前中近くのクリニックへ持病の薬をもらいに行きました。

この薬一体効いているのかどうか、一度やめてしまったらどうなるか試してみる必要があるかもしれません。

コロナウィルス騒動がまたぶり返しているためか、クリニックは空いていました。

いつもの通り、医師との言葉はほんの一言二言で、いつもの薬を処方してもらって、着いて20分ほどで出てきました。

午後から、平針の自動車試験場へ、自動車免許の更新のため出かけました。

水曜日の日中はバスも地下鉄も空いています。

すかすかながらも、席が大体埋まる程度には乗客はいて、若い女性と老人が目立ちます。

こんな昼日中に、学生服着た女子中学生がウロウロしているのはどうしたことでしょう。

バスと地下鉄を乗り換えながら、1時間ぐらいで、地下鉄平針駅へ着きました。

エスカレーターで地上へ出ると、平針自動車試験場の案内が貼ってありました。

案内に従って2番の発着場へ行くと、すでに一つ折り返す程度に長い列ができていました。

天気はすっかり晴れ上がって、青い空に白い雲が浮かんだカンカン照りです。

平針自動車試験場へバスで行くのは初めてのことで、途中で、この近辺を生活の場としている高齢者が降りていきます。

昼下がりの、街路をバスはゆっくりと登っていきます。

見覚えのある、古いコンクリートの建物を通り越して、試験場のかなり離れた場所にバスが止まり、人が、ぞろぞろと歩いています。

バスが入ってきた、入口の路を横切って少し行った所に、新しい建物が見えました。

せっかくなら、新建屋の前で降ろしてくれればよいのにと思ったのは私だけでしょうか。

入口で、入場予定時間の記入された整理カードをもらいます。

案内に従って、進んで行くと、教習車が数台置いてある開放された駐車場のような屋内に、椅子がずらりと並んでいます。

入場予定時間まで待つことなく、しばらくするとアナウンスがあって2列に並ぶように求められます。

列はぞろぞろと進み、建物をぐるりと回って、エントランスを通り、エスカレーターで2階へ上がりました。

長い長い列の先にATMのようなものが数台並んでいました。

二つの暗証番号を登録する端末です。

一目の暗証番号は、免許証番号の5桁目から8桁目の数字が推奨されています。

二つ登録すると、感熱紙が出てきて、また並んで待ちます。

1番の窓口で、手数料3,000円を払って、印紙の貼ってある申請用紙をもらいました。

かなりの数の筆記台が並んだコーナーがありました。

申請用紙には、今日の日付と、名前、ふりなが、生年月日、性別を書き入れるだけで、早くすませて、また並ぶと、係員が途中でチェックしてくれます。

OKと思いきや、裏に質問事項があってチェックするようになっていました。

Uターンして列を外れ、筆記コーナーへ戻りました。

また、列に並び直して随分とロスしました。

一緒に列を並んで進んできた人たちは、ずっと先へ進んで、もう姿が見えません。

途中でまた、申請書類のチェックがあって、3密を防ぐ床のマークに従って進んでいきます。

以前の平針自動車試験場の暗いイメージからすると、随分とモダンで明るい館内になりましたが、更新者の人数の多さは相変わらず変わりません。

係員が立っていて、AからEまで並んだ視力検査機の空き具合を判断して案内してくれました。

お馴染みの点滅するランドルト環を、メガネをかけて見て、3つ4つ答えると、申請書類の視力0.7以上に丸判子が押されてOKです。

視力検査機の左側を抜けて、後ろへ抜けるのですが、これが分かり難いのか、前の中年女性は、元の列へ戻ろうとしました。

また並んで待つこと数十分で写真撮影です。

幾つか並んでいて、予め受付の窓口があって番号が指定されます。

後ろに並んでいる大勢の人から見られるので、少し恥ずかしいです。

レンズの前に座る前に暗証番号のバーコードリーダー読み取りが求められます。

レンズの前に座るとすぐに撮影です。

映る自分の姿のモニターも無いし、鏡も無いので、予め身だしなみを整えることができません。

そのまま中年の男性から、私がかけていたブルーライト対応のメガネは反射するので、外すようにとの指示が聞こえて、メガネを外して少し顎引いた後に、パシャとシャッターが下りて終わりです。

私は優良運転者ということで、30分講習の会場番号を指定されます。

200人から300人は入れそうな、かなり広い部屋にモニターが二つあります。

私が入った時はガラガラでしたが、待つほどに人が増えて、講習時間直前には、ほぼ満席となりました。

平日水曜日だから、かなり空いているだろうと思いましたが、平針自動車試験場ともなると、随分と人が来るものです。

講習の内容は飲酒運転で死亡事故を起こしたビデオで、加害者は会社を辞めて、家族も離散してしまったという事例でした。

確かに自動車死亡事故は被害者も加害者も悲惨な結果となります。

そのほか、スマホによるよそ見運転事故や最近のあおり運転の罰則強化についての内容でした。

30分の講習が終わって、とうとう免許証の配布です。

住んでいる市区と名前の苗字だけが呼ばれて、前のテーブルに並べられている自分の免許証を拾い上げます。

この時初めて免許証に映った自分の顔と対面することになるのですが、「え、何これが俺の顔か」と驚くことが多いようです。

私も老けた爺で犯罪者顔に写っているのに加えて、メガネを外した時に髪の毛が顔に掛かってしまったのがそのまま写っていました。

これで5年間と思うと、ちょっと残念な気がしますが、もう後の祭りです。

せめて、毎日洗面所で観ている顔程度には写って欲しいとは思いましたが、あれは魔法の鏡で、実はこちらの免許証の顔が私の本当の顔なのでしょう。

入り口から、並んで並んでの混雑した免許センターでの免許更新が無事終わりました。

次回5年後にまだ優良運転者でいられたら、免許の即日受領はできませんが、とても空いていて早いという評判の港区か西区の警察署で更新しようかと思います。