消防設備点検

今日も朝から曇り、気温29度、湿度73%で、昨日とほとんど変わりません。

午後から消防設備点検で、ベランダに設置されているはしごの点検がありました。

妻は午前中から、実家の老齢の両親の様子を見にいっているので、私が対応することになりました。

対応と言っても、ただ見ているだけにすぎないのですが、特にサビが出ていないかとか、簡単な話は聞きます。

1時半すぎにピンポーンとインターフォンが鳴ったので、室内モニターを見ると、頭の髪がザンバラ風の若い男性が、画面に映っていました。

かつて会社に勤めていた頃、仕事で関わった若者と容貌がそっくりだったので、一瞬おやっと思いました。

世の中には、瓜二つの人間が2人以上は居るというのは本当のようです。

1階のロビーから来るのかと思っていましたが、インターフォンに映ったのは、既に玄関のアルコープの外の光景でした。

玄関を開けて、ベランダまで案内すると、さっそく作業に入りました。

私はちょこちょこ覗いていたのですが、はしごのステンレスふたを丁寧にウエスで拭き、ゆっくりと開けていました。

赤と黒のすべり止めのついた細見の手袋を付けて作業をしていました。

トヨタ自動車へ見学に行った時、手の切創を避けるためケブラー製の手袋をしているのを見たことがありますが、今みた手袋がどの程度のものかはよく分かりません。

でも、点検や整備をする人には、高くてもケブラー製の手袋は必要なものかもしれません。

ハンドルを付けてカラカラと回して、はしごが降りるかを確認して、また巻き取っていました。

一旦事あれば、同じことを私がやるのかもしれません。

非難はしごの点検が無事終わって、「フタの周りにごみが溜まりやすいので、時々掃除をしてください」との丁寧な説明がありました。

こちらからもお礼を言って、再びやせた後ろ姿を玄関に見送りました。

外では、時々非常ベルが鳴っていたので、もう一人いて共用設備を点検していたのかもしれません。