大雨注意報が心配です

今日も朝から小雨が降っていて、少し気温が下がっているようでした。

寝過ごして6時に起き、ゴミを出しにいきました。

ここ名古屋では小粒の雨が、いつ果てるともなく降り続いていますが、同じ雨が、ある山間地では土石流となって、太平の夢を結ぶ老人たちの住む家々を押し流してしまう不幸を招いています。

私の住むマンションの近くにも、急勾配地がありハザードマップにも記載されており、雨の降りようによっては地盤が緩み一気に崩れ落ちる恐れもあるので、このところ毎日のように目にする一見遠くのニュースも他人事とは思われません。

大きな被害を出した雨前線が九州から中国地方、近畿地方、東海地方へと移り、これから局地的な豪雨の恐れもあり、河川の氾濫洪水が警戒されています。

雨前線の移動に伴って、大雨注意報を注視している人々も多いかと思います。

九州の被災地では、70年以上も同じ土地に住み続けて、一瞬のうちに押し流されてすべてを失ってしまう老人たちの心中を想うと、どうにも救いがたいものがあります。

人生の終着点近くまで達して、あのような仕打ちを受けるとは、どこにも怒りをぶつけることもできず、ただ理不尽というしかありません。

地球規模の気候変動で、降れば大雨、晴れれば大干ばつと、毎年天候が大きく振れて、世界のどこかで大きな被害が出ています。

先日はアフリカから渡ってきたバッタの大群がインドで猛威を振るい、栽培中の食物を食い荒らし壊滅状態になったというニュースがありました。

CO2の排出による地球温暖化から発して、天候の異変が起き始めているようです。

既得権にしがみつき規制を先延ばしにする国や、環境よりも経済の富の獲得に猛進する国のエゴにより、海面上昇が進行してこの地上から姿を消すであろう島国もいくつかあると聞きます。

毎日見上げる空模様ではありますが、刻刻と流れてくる毎日の異常気象のニュースには不気味なものを感じざるを得ません。