義父にテレビリモコンの電源ボタンの効き修理を頼まれたがカバーを開けられず撤退

12月28日、水曜日、朝寝過ごして8時近くになってしまいましたが、ゴミ出しをすると私が一番乗りでした。

黒いオーバーコートを着た背格好の似た姉妹なのか女子高生ぐらいの二人が、隣のマンションでゴミを出していましたが、小走りに坂道を登って戻っていく姿が、足と手の振りが揃っていて少し妙な光景でした。

我が家へ戻る途中で、真っ赤なダウンジャケットを着た階下に住むご主人が、ゴミ袋を下げ、挨拶をしながらすれ違いました。

ゴミ出しが遅くなると、誰に会うか分からないので小走りに戻りました。

エントランスのドアのところで、息が切れ、足腰がへなへなと崩れそうになりました。

この程度走った程度の事で、これほど疲労困憊するのは初めてであり、いつの間にか弱体化していた自身の体力に困惑しました。

老化の自覚は突然やってくるのかもしれません。

夜の散歩を最近サボることが多くなり、時折やっていた交差点の青信号目指しての全力疾走もやらなくなって随分と経ちます。

今日の名古屋は、晴れ、最低3度、最高11度、風速0.56m/s、湿度57%、雲一つなく薄青い空がどこまでも広がっています。今日は午後から今年最後の図書館へ出かける予定です。

昨日は、妻の実家へ行ったのですが、予め妻から聞いていたテレビのリモコンの電源ボタンが長押しをしないと効かないという話があり、義父からも改めて修理できないかと頼まれました。

テレビは14年間使ったという日立製で、リモコンをみると、止めビスが無く、カバーははめ込みになっていました。

用意して持参した道具の中に、かつての妻の土日エコ切符の使用済み紙カードを探し出して、リモコンの合わせ面に浅く差し込み外周をぐるりと一周させました。

合わせ面に溜まっていたゴミがぽろぽろと落ちました。

合わせ面にカードを深く差し込める箇所が中々見つかりません。

だましだまし差し込んでいくのですが、悪戦苦闘してようやくリモコンの右側面側の数か所のフックを外すことが出来ました。

途中、義父が先の細いドライバーを持ってきてくれて、隙間に入れてこじったら、プラスチックのカバーは簡単にダメージを受けて、その箇所だけギザギザ状態になってしまいました。

特にリモコンが薄くなっている上下端が硬くて、中々カードが入りません。

リモコンの右横部分だけが外れて、ボタン側のカバーが山なりになっているので、無理をすると割れてしまうかもしれません。

紙カードを深く入れて、横スライドして上下端を外そうと何度も試みましたが、固くてフックが外れません。

その様子を見ていた妻と、義母から、無視しないで、もういいよと何度かシュプレヒコールが上がり、とうとう諦めました。

最初は、簡単にパカパカとカバーが容易に外れると思っていましたが、予想に反して、14年は使い続けたというテレビのリモコンは硬く貼り付いていて、結局白旗を上げることになりました。

リモコンの外した右側面のフックを手で押さえて、パチパチと元へ戻しました。

かなり無理やり紙カードを中へ深く差し込んだので、リモコンにダメージが無かったか、電源ボタンを操作してみました。

やはり少し強く押さないとスイッチが入りません。

しかし、とりあえず電源ON/OFFは可能なようです。

義父にリモコンを渡して確認してもらいました。

電源ボタンをチョンと軽く押す義父に、少し強めに押すように言うと、前より良くなったと喜んでいました。

中に溜まっていた油脂が紙カードで少し拭われたのかもしれません。

カバーを完全に外して、アルコールで掃除すれば、更に良くなっていたかもしれません。

リモコンのボタンの効きが悪くなったら、再度カバー外しを試してみましょうということで、今日のリモコン修理はいったん撤退ということに相成りました。

帰宅して、ネットで、今はもう生産していない日立のテレビリモコンが購入可能か調べたら、安ければ¥885(税込み配送無料amazon)、高い純正品でも¥4,980(税込み配送無料amazon)で入手可能と分かって、むしろそちらを勧めるべきであったかと思いました。