紛失図書貸出カードを再発行

一夜明けて日曜日、昨日の東京往復の強行軍が嘘のような、いつもの穏やかでおっとりしたペースの一日です。

空は快晴、少しひんやりする空気さえ新鮮な気に満ちています。

ステレオのスイッチを入れ、馴染みの放送が繰り返されていることにも安心感がります。

名古屋の天気は、晴れ、最低11度、最高20度、風速0.56m/s、湿度46%、空気は少し乾燥していますが、気温は程よく過ごしやすい陽気です。

妻の図書カードを失くしてしまったので、再発行してもらうため、妻と一緒に図書館へ行きました。

再発行してもらう図書館はどこでも良いのですが、鶴舞中央図書館へ行くことにしました。

地下鉄をいくつか乗り継ぎ目的地へ向かいました。

日曜日ですが、地下鉄は比較的空いていて、座ることができました。

休日であるにもかかわらず、制服を着た女子学生が多いのに不思議な感じがします。

何やら話をしているカップルの横へ座ったら、日本語ではなく、一人が時々少しのけぞるのが気になりました。

時々何気なく妻が話すのを、生返事で返し、古い鶴舞線のホームで乗り換えて数駅目で鶴舞駅に着きました。

昨日の東京の山の手線と比べると、名古屋の地下鉄はモニター画面が少なく、少し野暮ったさを感じます。

たとえモニター画面があっても、コマーシャルを連携して映しだしているだけのことで、無くても何ら差支えないのですが、新しさだけは感じさせます。

鶴舞中央図書館は、とても古い施設ですが、外観がどっしりしたレンガ色の造りで、鶴舞公園の中にあるので、少し贅沢な環境の中に佇んでいます。

洒落たロビーの入口を通ると、右手に子供専用の図書ルームがあり左手に広い開架スペースがあります。

窓口で、早々に紛失図書貸出カードの再発行をしてもらいました。

個人貸出券紛失届出書と再発行のため個人貸出登録申込書へ簡単に氏名、住所を記入して、本人確認は国民健康保険証のみでした。

再発行後、パスワードやメールアドレスを再登録する必要はありません。

カードのデザインは2種類提示されましたが、妻は従来デザインを選択したようです。

再発行は、嬉しいことに無料でした。

ラミネートされた紙製のボロボロだった妻の図書カードが、プラスチック製のより耐久性の高い図書カードに変わりました。

ただし出券番号は変わるので、無くしたカードが出てきても使用できないので、古いカードは廃棄することになります。

妻は鶴舞中央図書館は、初めて中へ入るというので、地下の学習室や食堂を回り、エレベーターで2階へ上がって広大な専門図書スペースを見て回りましたが、疲れてしまったようです。

日曜日とあって、家族連れの姿が目立ち、そこかしこに本を手に取る姿がありました。

しばらく鶴舞図書館のゆったりしたスペースで過ごしたのち、鶴舞公園のバラ園の辺りを散策してから、再び来た道順を辿って帰宅しました。