図書館とブックストア

多分、図書館とブックストアは一日居ても飽きない場所かもしれません。
本当は新刊の溢れた本屋さんにいる方が好きですが、ずっと立っているのはとてもきついので、座ってゆっくり読める図書館に居る時間の方が長くなります。

老人の増えた昨今、図書館は行き場のない老人の溜まり場と揶揄されます。
確かに図書館に行くと必ず老人の姿は見かけます。
でも他人に迷惑をかけるわけではなく、静かに新聞や雑誌を読んでいるだけですから、良いではないかと思うのです。
夏は冷房、冬は暖房が効いて快適ですから、とても良い環境です。
近くに住んでいる老人なら、毎日来ているかもしれません。

私は運動も兼ねて、週に2日程、バスに乗って、駅から10分少々歩く距離にある図書館へ行きます。
まだ会社生活を送っていた頃は自家用車で行っていましたが、今は年間5千円の老人パスを持っているのでバスと徒歩が多いです。

図書館は老人だけではなく、学生や、主婦、子供も多くやってきます。
彼らがおとなしく椅子に座って、真面目に何かを読んでいる姿は良いものです。
私はそのような景色を垣間見るためにも、図書館へ行くのかもしれません。

時々、図書館の帰りに、バスに乗らずに地下鉄に乗って、名古屋まで出て大きな三省堂書店へ行きます。
広くて華やかで新刊本の綺麗なブックストアは、いつでも心が浮き立ちます。
三省堂ではほとんどすべての本が見られますから、正に一日居ても飽きないレジャーランドのような場所です。
今のところ、2週間に1日から2日の楽しみとしていますが、できたら1週間に2日は行きたいと思っています。
毎日、インターネットで何かを調べていることが多いのですが、やはり本の集積と凝縮された内容には敵いません。