どうして今頃、カメムシがマンションの3階へ現れるのか

今日も朝から気持ち良く晴れています。

名古屋の天気は、晴れ、最低10度、最高27度、風速1.11m/s、湿度20%、日中はとうとう25度超えです。

早朝6時に目が覚めて、一瞬寝過ごしたかと思われるほど、部屋は明るく、もう昼日中であるかのような不思議な錯覚を覚えました。

ゴミ袋をぶら下げて玄関を出ると、東に太陽が眩しく、駐車場を通ると止めてある私の車のヘッドランプに強い日差しが当たっていました。

ゴミを黄色い網の下へくぐらせて、左に続く路を振り返り、このまま散歩に出てしまっても良いのだと思いながら、心地よい朝の空気を感じていました。

戻ってきて、もう一度ベッドに入るとまだ6時半、つらつらしながらいつか眠りに入ると、会社に勤めていた頃の人々と海の近くに居る奇妙な夢を見ました。

朝のブランチの時に、妻が北の部屋のガラスサッシ内側で、カメムシを見つけたので追い出したと言うのを聞きました。

北の部屋の窓や網戸はめったに開けないので、一体どこから入ってきたのか、首をひねるばかりです。

そもそも、例年、カメムシが私の住むマンションの3階まで出てくるのは秋口のはずです。

妻がアルコープの外でも見かけたと言っていたので、異常気象の影響かもしれません。

尤も春になって気温が上がると、冬眠から覚めたカメムシが一斉に動き出します。

冬眠場所の近くでは多くのカメムシが現れると言われます。

また春から初夏にかけて繁殖期を迎えるため、網戸や洗濯物に卵を産みつけられる被害はこの時期がピークになるそうです。

カメムシの繁殖期は7月頃まで続きます。

気温の高い夏はカメムシが最も活発に活動している季節です。

夏は、親世代と孵化した子世代が混在するため、野外にいるカメムシの数が最も多い季節です。

夏の時期の生息地は森林や草むらなどですが、夜になると街灯や家の灯りに集まってくることがあります。

夏から秋になり気温が下がってくると、カメムシは冬眠場所を探し始め、なるべく暖かい場所を求めて、森林や草むらから移動してきます。

そのため秋は都市部での大量発生が起こりやすい季節となり、屋内への侵入が増えるのもこの時期です。

冬にカメムシを見かけることはあまりありませんが、家の中の見えない場所で冬眠している可能性はあります。

家具や家電製品を移動させると、その裏から大量のカメムシが発見されることがあり、ぞっとする光景をめにすることになります。