中古車購入は初回登録が2019年前後で購入価格が安くても10年後の総費用で逆転する場合がある

3月25日、月曜日、一日雨がしとしと降って、まるで梅雨時のような外の景色です。

妻は、今日は老父母の様子を見に外出、私は家に居ましたが、不足食料品の買い足しと夕飯用の炊飯、ゆで卵、カボチャの煮物をつくるだけで一日が終わりました。

時間はあるのに、どうも無為に時間だけが過ぎていくようです。

傍から見たら、非常にゆっくりと、スローモーションのように、私が動いているのが見えているかもしれないと想像するとぞっとします。

名古屋の今日は、小雨、最低11度、最高12度、風速0m/s、湿度96%、気温差がわずか1度、霧のような雨が降ったりやんだり、外へ出ても寒くはありません。

買い物へ出たので、シルバーパスは、一日で2回使って使用33回目、25×2-33=17回のマージン、ストックは1月2月各12回、変わらずです。

安くて安全仕様が優れていると思っていたスバル・インプレッサですが、毎年のようにマイナーチェンジが繰り返されているので、私は安全仕様で勘違いをしていました。

2017年10月のマイナーチェンジで追加された、後退時踏み間違いブレーキ仕様であるRABの装備有無が分かり難く、価格コムでそれを見分けることが非常に困難です。

改めて中古車を検索して、RABが装備されていると思われるのは、2018年製スバル・インプレッサ2.0Lの支払総額価格が89.3万円でした。

今迄、勘違いして、これが良いと思っていた同じ2016年モデルのインプレッサと比べると大幅な価格アップです。

これくらい価格が高くなると、9.5万円の差の2020年製トヨタ・ヤリス・ハイブリッド1.5Lの中古車98.8万円と比べて、10年乗るとして、本当にインプレッサはお得なのか疑問に思い、税金だけの簡単な計算比較をしてみました。

2019年10月以降の登録車から自動車税が引き下げられています。

トヨタ・ヤリスハイブリッド1.5Lの2020年製の中古車は、自動車税が30,500円になります。

また、ヤリス ハイブリッドの自動車重量税は、エコカー減税対象車で安くなります。

車両重量が1050〜1170kgなので、車両重量税は1年あたり7500円です。

足し合わせると、2020年製ヤリスハイブリッドの自動車税と自動車重量税の合計は、38,000円です。

一方2019年前の中古車の、1500㏄から2000㏄の車は自動車税は39,500円、自動車重量税は24,600円で1年当たり12,300円です。

2018年製スバル・インプレッサ2.0Lの場合は、自動車税と自動車重量税の合計が、51,800円になります。

2020年製ヤリスハイブリッド1.5Lは、スバル・インプレッサ2Lよりも1年当たり、13,800円も安くなりお得になります。

10年乗るとさらにお得度が増して138,000円もの差になります。

また、ハイブリッド車は13年超過の重課対象になりませんのでさらに差が大きくなります。

が、スバル・インプレッサ2Lは重課対象となります。

2018年製スバル・インプレッサ2Lは、2024年時点で6年経過ですので、10年乗ると13年までの3年間が重課となります。

13年重課で自動車税39,500円から45,400円へ5,900円引き上げとなり5,900円×3年=17,700円が加算されます。

自動車税だけではなく、さらに自動車重量税も13年超過で重課となります。

自動車重量税は13年超えで、24,600円が34,200円に支払いが増えます。

その差9,600円、1年間当たり4,800円、2年車検毎に9,600円引き上げです。

8年目と10年目に2回車検を受けると9,600円×2回=19,200円の自動車重量税を余計に払うことになります。

2018年製スバル・インプレッサは、13年超え重課も含めて合計すると、10年乗るとすると138,000円+17,700円+19,200円=174,900円も、ヤリスハイブリッドよりも余計に支払うことになります。

2018年製スバル・インプレッサは、イニシャルコストでヤリスハイブリッドより9.5万円も安かったのに、10年後、逆転し174,900円も高くなります。

このように中古車購入は2019年前後でイニシャルコストの安さが10年後に維持コストで逆転し割高になることがあります。