将来、生産工場のラインで汎用性のある人型ロボットが使われるようになるのだろうか

10月16日、日曜日、快晴、今日も風は少ないが気温はさほど上がらず快適です。

この数日は雨も無く、比較的平穏な日々が続いています。

このままずっとこのような天気であると良いのですが、晴れの次は曇り、雨でじゃんけんの確率とさほど変わりません。

名古屋の天気は、小雨、最低20度、最高27度、風速0.83m/s、湿度60%、早速予報は雨と出て、買い物へ行くか図書館へ行くか思案どころです。

ネットを見ていて、イーロン・マスクが人型ロボットを近い将来、200万円台で量産するという記事が目を引きました。

角材をつかんで移動する簡単な動作をする映像もありましたが、将来、人型ロボットが工場生産ラインで稼働するようになるのでしょうか。

現在でもお金をかけさえすれば、工場の全自動化は可能ですが、製品のモデルチェンジに従い、生産品の多種化と定期的な段取り替えが必要でそのたびに多大なコストが掛かります。

製品が大幅に変われば、設備は段取替えで使えても、自動設備関係はすべて廃棄することもあります。

柔軟性のある人型ロボットが工場で使えるようになれば、大いにメリットがあるかもしれません。

人型ロボットが200万円台であれば、現在工場で使われている半固定式の1アームロボットのコストが100万円台ですから、十分にコストメリットがあります。

あとはロボットのハンドがどれだけの位置決め精度があるかによって使われる範囲が決まってくるでしょう。

品物を機械に取り付けるためには最大で0.1mmの位置決め精度が必要です。

もし、機械のローダーを残して、品物の搬送のためだけ、リフターとコンベアの代わりにロボットを使うのであれば、コストメリットは半減するかもしれません。

ロボットを生産ラインで使うようにするためには、ロボットのハンドと取付位置の相対位置を記憶させる位置決めピンの設置など、色々と工夫する余地があるかもしれません。