遠からずEVが市場を席巻するのか

1月13日、木曜日、初詣も済ませ、1月も中旬になると大分落ち着き普段の日常感覚が戻ります。

午前中は不穏な雲が行き交っていましたが、午後から晴れ、窓の向こうには白い雲に青い空、リビングにも明るい日差しが満ち溢れます。

名古屋の予報は、曇り所により晴れ、最低0度、最高8度、湿度、41%、北国では豪雪ですが、ここ名古屋ではからりと晴れた小春日和で穏やかな一日です。

ネットでテクノロジーのニュースを見ていると、最近はEVの話題が多く見られます。

まだ色々と課題はあるものの、いずれは現在のエンジン車がEVにとって代わるだろうというのが大方の予測です。

かつて何度かEVに関するニュースのブームはあったのですが、圧倒的な価格や性能の差から、その都度、フェイドアウトしたのでした。

現在もまだ、価格的にEVがエンジン車に勝っているわけではありませんが、性能的には同等かそれ以上のメリットがあるとしています。

何よりも、環境破壊の観点から、CO2削減のための大きな削減目標として、車のEV化が進められているので、EV1台を増やすために、税金が補助金として使われています。

モーターで動かす車としては、他に燃料電池車FCVがありますが、コストとインフラ整備の制約からEVが先行しています。

そのほかに、トヨタが力を入れている、水素を燃焼させるエンジン車がありますが、こちらは燃焼に伴う窒素酸化物が公害の元凶になるとしてトヨタ以外は、あまり積極的に開発していません。

結局、当面普及が進められているのはEVで、FCVがコスト低減とインフラが進めば、次第に普及するだろうとしています。

先日ソニーのEV試作車VISION-S 02が公開されました。

全体の企画と、センサー、インストメンタルパネル、繋がるクルマの部分はソニーが担当していますが、車のハード機械制御部分は、オーストリアの「マグナ・シュタイア」が担当して水平分業化されています。

クルマの基本は、走る、曲がる、止まるですが、一部のクルマ通以外は、日常そこそこ走れば、EVの静粛性だけで満足してしまう人がほとんどです。

世界ナンバーワンになったと浮かれているトヨタでさえ、スマホの世界と同じように、圧倒的な価格破壊により、韓国・中華メーカーに市場から放逐される悪夢が現実のものとなるのでしようか。

その頃には、私はクルマに乗っていないと思うし、多分そのような高いEVを買う経済力も無いだろうと思いますが、現在唯一の砦ともいえる自動車産業を失ったら、一体この国は、どのようにして食べていくことができるのでしょう。

その頃は、私も含めた多くの年金生活者を支えていくことはできるのでしょうか。

まるでアイフォンと同様で、米国テスラブランドの中国上海工場で生産されたEVのモデル3の日本での販売が、我々の税金による補助金も受けて好調に推移しています。

つい先日、米国市場販売台数でも、現代・起亜グループがホンダを追い落とし、トヨタ・米ビッグ3に次いでトップ5に躍り出たとして、韓国が沸いています。

現役世代たちの知恵と勇気と努力を期待します。