歳を取ると身長が縮む

今日は6月19日土曜日、既に6月も後半に入っています。

来週、木曜日にはコロナワクチン2回目の接種があるので、この1週間は大人しく過ごします。

既に2週間が経過しているので、75%の予防効果が得られているはずですが、油断は禁物です。

65歳以下のワクチン接種も始まっているようですが、どんどんと接種が広まって少しでも周囲が安全になることを願っています。

今日の名古屋は、にわか雨、最低20度、最高22度、風速1,39m/s、湿度99%、暗い灰色の空から雨が降り続き、外気も少し冷たく感じられます。

7月に名古屋市の特定検診を受診する予定なので、過去の結果を見ていたのですが、自分の身長が縮んでいることに気が付きショックを受けました。

年を取ると、おばあさんがよい例で身長が縮むとはよく聞く話ですが、とうとう自分にもきたかと、がっくりします。

ある病院の医師が執筆した健康コラムによると、「40歳以降平均すると10年で1センチ縮みます」とのことですが、私の場合も一番身長があった時と比べると2センチは縮んでいるような気がします。

中年期以降になると加齢とともに、個人差はあるものの、数センチ程度の範囲で、少しずつ身長が縮んでいく傾向があることは、一般的な事実といえるようです。

原因としては、加齢とともに体の水分の減少にともなって背骨の椎間板の水分量も減少して、厚みが薄くなり身長が低くなるとのことです。

特に女性に多いのが、骨粗しょう症により、背骨の錐体が圧迫骨折を起こし、その結果、錐体の厚みが薄くなって身長が低くなるというものです。

骨粗しょう症などによって背骨の変形が起きることも、身長が低くなることの要因と言われます。

男性に多いのは、猫背など背骨が歪んでしまうことや、股関節や膝関節を曲げて立つ習慣、また、O脚変形なども身長が低くなる原因のようです。

一般に、姿勢が悪くなってしまうと身長が低くなる可能性があるそうなので、これはなんとかならないかと思います。

若いころと比べて、身長が1~2センチ(50代)、2~3センチ(60代)、3センチ以上(70代以上)低くなっていたら、姿勢の悪さや骨粗しょう症をチェックする必要があると言われるそうです。

また腹筋や背筋などが衰えることで、骨盤や脊椎を支えられなくなって、姿勢が悪くなったりして、身長が縮んでしまうということもあるそうです。

予防として、当然良い姿勢で過ごすことが対策になります。

座っている姿勢では、骨盤を立てて、お腹を凹ませることで、背筋が伸びた姿勢になります。

肩の高さまで腕を上げて、肘を直角に曲げ、手のひらは、外側に向けたまま肘を外側にスライドさせて、胸を開いていきます。

ズボンのポケットに両手を入れるようにお尻に手をおき、両方の肘を寄せるようにして肩甲骨を動かします。

これらによって猫背を矯正することができるそうです。

ウオーキングや体操など、足を中心に筋肉を使って筋力を鍛え、また、腹筋を鍛えることで骨盤のゆがみの矯正にもなります。

食事をバランスよく摂り、カルシウムの吸収に必要なビタミンD、マグネシウム、リン、タンパク質なども意識して摂取することも必要とのことです。