心の中でもってけドロボーと言いながら自動車税を払ってきた

朝から小雨で、べたべたとどこもかしこも湿気ている感じがします。

灰色の空は、いつでも降るぞとばかりに、空一面をおおい尽くしています。

早朝6時過ぎのゴミ出しに外へ出ると、濡れそぼった路は、もうずっと長いこと雨が降り続いていたかのようです。

名古屋の天気は、にわか雨、最低18度、最高24度、風速0m/s、湿度96%、風速がゼロとは珍しい、梅雨時にいつも思い出すのはノアの箱舟の逸話です。

昨日、GSへ行くついでに、5月末納税期限の自動車税をとうとう払ってきました。

私の車は25年目を迎えますから、最高税率の51,700円です。

身分不相応な、この多額な税金を納めるたびに、廃車にしなければと思うのですが、あと少しあと少しと延ばし々にして今に至っています。

一番つらい時もいつも一緒にいた戦友を見捨てるような気がして、中々廃棄にふみきれません。

寄る年波に、あちらこちらと修理しながらも、今はほとんど一日中、1階駐車場から外の景色を眺めながら余生を過ごしている車です。

ときたま、一人で車に乗って走っている時に、あんなことも、こんなこともあったと私個人の昔物語を辿りながら漫然と時をすごすこともあります。

古い車を長く乗ることで、懲罰課税として、ただでさえ高い自動車税にプラス15%の税金がかけられます。

21日のディーラーでの6カ月点検で、多額の修理が必要と言われたら、今度こそは、廃車だろうと思っています。

もし、そこを何とかやり過ごせたとしても、11月の車検では、18年超えの重量税とともに、大きな修理項目が出てくるかもしれません。

人も車も、いつ寿命が尽きるかわかりません。