真藤順丈の直木賞受賞作品「宝島」は沖縄の戦後の人々を描いた

朝から天気が良く温かい一日です。

今日の名古屋の天気予報は、曇り所により晴れ、最低12度、最高20度、風速1.39m/s、湿度46%、理想的な過ごしやすい陽気です。

朝食後にピンポン音が聞こえたので、新聞の集金かと思ったら、先日ネットで注文しただし醤油でした。

27日以降の発送かと思ったら、思いのほか早くて驚きました。

妻に前々から頼まれていたものが一つ片付いた気分です。

次に来るのは4,5日後の妻の実家用の食器乾燥機です。

食器乾燥機は代引きですから、代金と商品の交換です。

アマゾンのユーザーレビューで、カバーが割れて届くこともあるらしいので、着いたら中身を確かめないといけません。

昨夜はネットで映画を観ることも無く、ここしばらく読んでいた、真藤順丈の直木賞受賞作品「宝島」「 HERO’s ISLAND」を最後まで読み終わりました。

541パージもある大作でした。

戦後から沖縄返還までの20年間、戦争の痛みと貧困、米軍統治下の抑圧、怒りと悲しみの中でもしたたかに、明るく生き、駆け抜けた3人の若者たちが描かれています。

辛く悲しいから祈り、踊る、どうにもやりきれない沖縄の虐げられ、蔑まれた歴史が胸に突き刺さる物語です。

ある夜、沖縄嘉手納基地を襲った戦果アギャーたちのリーダーであり英雄と呼ばれた男が還らなかったことからこの話は始まります。

英雄の親友、弟、恋人がこの物語の中心となり、失踪した英雄を探し求めていく間に多くの事件が起き、そこに巻き込まれていく3人の生きざまが描かれます。