新型コロナウィルスの危険性と影響

今日は快晴でとても暖かい日でした。

名古屋の気温は最低10℃、最高19℃と、随分と上がり冬が終わったことを感じさせます。

一年は冬で始まり、冬で終わるので、次に冬が訪れた時は一年の幕引きです。

今日は妻に頼まれて銀行へ行って、久しぶりに昼のイオンへ寄りました。

やはり外出を自粛しているためか、いつも見る老人達の姿は少ないようです。

ゲーム機を置いてある一画が、テープ紐で閉鎖されていました。

名古屋のコロナウィルス感染者もとうとう80人となり、東京の64人を超えて、北海道の101人に次ぐワースト2になってしまいました。

どうやら熱田区、港区、南区と南の方からじわじわと迫ってくるようです。

感染集団であるクラスターがスポーツジムと介護サービスの関係で計67人の感染者がでているので、84%を占めているようです。

中にはカラオケや飲食店で菌をばらまいたなど、犯罪的な行為に及んだ不埒な輩もいます。

その他病院関係は何となく分かるとしても、料金所や佐川急便の配達人が感染者になるとは一体どういう経路で感染したのか首をかしげるケースもあります。

新型コロナウィルスを封じ込めることは可能なのか疑問に思われます。

一旦回復して、検査で陽性から陰性になって退院したの後にまた再発している感染者もいるので、この先感染がどれだけ広がっていくのか検討もつきません。

ワクチンが早く完成することを望むばかりです。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症は世界で猛威を奮っています。

感染者は2020年3月6日時点では95000人以上になっており、79の国に広まっています。

このような状況を受けて、世界の株価は暴落しました。

世界的な疫病の広がりで、世界の株価が暴落したのは初めてのことです。

新型コロナウイルスの致死率は今のところ約3.4%である一方で、2002年に発生したSARS(severe acute respiratory syndrome:重症急性呼吸器症候群)は9.6%、2012年に発生したMERS(Middle East respiratory syndrome:中東呼吸器症候群)は34.4%であるため、新型コロナウイルスは今のところそれらの感染症よりは危険性が低いと言えるそうです。

WHOによれば、新型コロナウイルスの致死率は3.4%であるのに対してインフルエンザのそれは1%です。

その差は3.4倍で、ちなみに日本でのインフルエンザの致死率は0.001%です。

新型コロナウイルスは季節性インフルエンザよりも危険性が高いことがわかります。

WHOは、毎年世界で数千万人以上の人がインフルエンザに感染していることなどを根拠に、新型コロナウイルスの感染力の方が弱いと評価しています。


つまり、新型コロナウイルス感染者あるいは感染していると考えられる人達を適切に隔離すれば、感染拡大を防げることになります。

ワクチンが利用可能になるには、現段階では少なくとも1年半くらいかかると言われています。

ただし、感染者の隔離や予防が適切に行われていれば、ワクチンができる前に収束する可能性があります。

新型コロナウイルスの検査は基本的にPCRあるいはRT-PCRが使われています。

しかし増やしたいサンプル(今回の場合新型コロナウイルスのRNA)の濃度が一定以上なければ、増幅するのは非常に難しく信頼性が低いです。

重症化した感染者に対しては信頼性が高いですが、症状が少し出ている患者からサンプルを得て検査を行っても、信頼できない結果となる可能性が高いです。

現在学校の(非強制的な)一斉臨時休校が行われていますが、子供あるいは若い人たちにおける新型コロナウイルス感染による致死率は高齢者のそれより非常に低くかつ企業や店なども同時に臨時休業しなければ意味がないので、その対策の効果は低い可能性があります。

世界の株式市場はしばらく乱高下が続いていますが、短期的にはある時点で冷静さを取り戻して落ち着いてくるでしょう。

しかし新型コロナウイルス感染症の拡大は長期化する可能性があるので、直接関係している観光業や航空関係などは長期的に影響が出ると考えられます。

気になるのが、東京オリンピックが中止になるかどうかですが、過去に世界的に流行した感染症が原因で中止になった例はありません。

開催の延期はあってもある時点で開催されると考えられますが、無観客開催の可能性はあります。

新型コロナウィルスの最も効果的な予防策は、石鹸などを使った手洗い、汚れた手で顔などを触らないこと、人混みを避けることです。