一転して寒い一日

昨日までの暖かい陽気が嘘のように、一転して今日は寒い日になりました。

郵便局へ郵便を出すついでに、イオンへ不足品の買い物をするため歩いていきましたが、風がうすら寒くて春コートの襟を立て背中を丸めてまるで冬姿です。

連休初日のせいか、イオンの中は子供が走り回っていて、親子連れが多く目立ちます。

妻が2階を回っている間に、私は椅子に座ってイオンの中で使える無料WiFiを使ってスマホでMSNニュースとSmartNewsを眺めていました。

吹き通しの周りのソファは、最近は老人が占領していることが多いのですが、今日は小学生の子供や父親母親が座っています。

イオンの中の出店も以前は携帯販売ショップや電化製品のコーナー、喫茶店、ユニクロがあったことがありますが今は無くなり、百均とゲームコーナーが幅を利かせています。

お客の懐具合により出店の盛衰が激しいのかも知れません。

イオンに変わったのはほんの数年前で、以前はダイエーが運営していて、店内にはいつも私の嫌いな若鷹軍団の応援歌が流れていました。

いつも店内に洋楽が流れるようになっただけで、随分と雰囲気が良くなって大歓迎ですが、スマホや電化品を眺めて歩き廻る楽しみは減りました。

店内を歩いているお客の顔ぶれも平日は老人が増えて、普通の主婦が多く、休日は子供の姿が目立ちます。

普通に生活している人たちは一部を除いて、そんなに裕福ではないのかもしれませんが、駐車場を見ると数台のベンツやアウディ、ボルボ、BMWが軽やビッツその他のコンパクトカーに混じって停まっています。

わずかな高級品と多くの廉価品がそのまま社会の構成と貧富の差を反映しているようです。

小さな高級アウトレットの店と大きな廉価衣料品と中古再販配店が混在同居するような風景が、イオンのような街の店舗で見られるようになるのでしょう。

時々このイオンの中の一角で場所を借りて商売するとしたら何だろうと考えることがあります。

多分金券ショップかハードオフのような店だろうかと考えますが、このような食料品を求めて来店する街のスーパーの人出程度ではテナント料が限りなくゼロに近くないと、利益を得られないリスクが大きいかもしれません。

元手がほとんどゼロから始められるネット商売というのは、それが故に急速に伸びたのかもしれません。