カーシェアでマツダCX-30に初めて乗って感じたこと

1月11日、木曜日、曇り日となり天気予報が外れたようですが、外出は雨さえ降らなければ、かえって車の運転では日の眩しさが無いだけ安全というものです。

カーシェアは、比較的新しい車を試せるのもメリットで、今日は2020年モデルのマツダCX-30 2000ccです。

このモデルは、新車はおろか、中古車でもまだ新しいだけに価格が高くて、貧乏人の私には身分不相応です。

車の新しいモデルに初めて乗車するときには、わくわく感がありますが、自分では購入できない車であることがさらにゴージャスな気分を高めます。

いつもカーシェアを利用するときには、少し早めに行って、車の傷を確認しますが、初めての車なので、例の使い難いタイムズカーシェアのメール画面にアクセスして、擦り傷,エクボ傷等を報告しました。

車に乗車して内装を眺めると、ヤリスと比べるとアームレストが大きく立派で、カップホルダーも使用しないときにはフタをすることができるようになっています。

手で触れるところはステッチのあるソフト合成樹脂と光沢のあるピアノブラック調樹脂を使い、要所にメッキ加飾もされているので、センターコンソール周辺に高級な雰囲気を上手く演出している造りになっています。

半面、私の売却した27年前のマークⅡにさえ装備されていた、シート調整の電動化は省略されて、マニュアルのハンドルやレバー、ダイヤルが配されています。

ドライバーズシートは、運転者の体形と好みで一度調整したら、毎回触るところではないので、これで十分かもしれません。

但し、シート前後だけは、私の習慣としては乗車の度に、乗降し易くするために毎回動かすので、マニュアルでも記憶式の機能が簡単に設定できると有難いです。

マツダCX-30はRVのカテゴリーのモデルですが、車高1540mmなので、機械式駐車場へ入れることも可能で、リアドアに私の嫌いな3角窓も無いので、価格が安くさえあれば、スバルのインプレッサよりも私の好みにジャストミートします。

ヤリスと比べるとマツダCX-30は全長、車幅、車高のいずれも一回り大きいのですが、車が一旦走り出すと、車の大きさをあまり意識することがありません。

運転席からの景色で意外と新鮮味があって良いと思ったのは、車速のヘッドアップディスプレイでした。

綺麗な青白い数字が、常に目線の先に表示されているので、オーバースピードを抑制する効果があることと、いかにも新しい技術を装備した車に乗っているという感があります。

更に、安全予防のための警告音が、ヤリスよりも多く鳴るような気がします。

近づいてくる車、前をよぎる車、車の直前を横切る歩行者、後退している時に、後ろの金網が近づいてくると音、等々に対して警鐘を発してくれるので安心です。

これであれば、自動ブレーキ、ペダル踏み間違いに対しても上手く危険回避してくれるのではないかと期待が持てそうです。

妻の実家へのドライブは、妻と車がああだこうだと話しながら、いつもよりも早く着いてしまったような気がします。

ところが、妻の実家から帰ってきて、車を返却してしばらくすると、タイムズからメールが届いて今日の利用内容が記載されていました。

利用時間は、3時間37分で料金は4,950円、約5千円の金額に妻が目をむきました。

ミドルクラスなので、15分330円ですが、3時間45分使用した金額になっていました。

どうも15分単位で、少しでも超えると切り上げられるようです。

ガソリンスタンドで給油したので、30分、660円が引かれることは分かっていましたが、妻は使用時間は四捨五入され、給油の割引を含めて、3時間使用分、3,960円になると思っていたようです。

ところが5千円近くの請求額となっていたので、これでは数回利用しただけで軽く1万円を超えてしまうと文句を言いながら、次はもうベーシック以外使わないと私に言い、さらにいつでも自由に使える車を早く買っての一言でした。

せっかく良い車と思ったマツダCX-30でしたが、ほとぼり冷めるまで、もう次は借りられそうにありません。