82歳で亡くなった大橋巨泉の残した言葉

8月22日、火曜日、一度4時半に起きたような気がしていました。

その時、トイレから出てきたら、リビングの窓はまた全くの夜でもう一度ベッドへ戻ったように思います。

次に目が覚めた時には6時で、ゴミ出しをして、公園1周ジョギングをしました。

坂を下っていくと、中年の女性が3人それぞれの犬のリードを握って路上談義をしていました。

通り過ぎる、私に一瞬目を向けましたが、話に夢中になっているようでした。

犬を連れていると、誰でも友達になってしまえるのは利得かもしれません。

今日は、私とは逆回りでジョギングしている中年男とすれ違いました。

私は反時計周りに回りますが、その男は時計周りに回っていました。

一体どちら、本来自然なのでしょう。

効き足が右ならば、右足の踏み込みの方が強くなるので、反時計回りが自然なような気がしていますが、果たしてどうでしょう。

そのうち、調べてみようかと思っています。

戻ってくると、流石に汗をかいているので、シャワーは気持ち良いものです。

今日の名古屋は、小雨、最低26度、最高35度、風速0m/s、湿度92%、空に剣呑な黒い雲が現れ、しばらくすると、どたばたと降り出しました。

昔、テレビの11PMの司会者をしていた大橋巨泉が2016年に82歳で亡くなっていたそうです。

彼は1934年生まれ、1990年56歳で芸能界・放送界からセミリタイヤしています。

また、1973年39歳の時に、カナダのバンクーバーに、日本人観光客が日本語で買い物できる土産物店「オーケーギフトショップ」を開店し、実業家に転進するなど多才なマルチタレントでした。

彼は日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等のベストシーズンを満喫するため「ひまわり生活」と称して、誰もが羨むセミリタイア生活を送りました。

晩年は、2013年、79歳の時に中咽頭癌を発症し摘出手術し、2014年80歳でリンパ節に腫瘍が見つかり、2015年81歳、肺癌の手術を受け、右肺の約3分の1を摘出しました。

2016年82歳には、左鼻腔内に新たな癌が見つかり、その後、急性呼吸不全のため亡くなっています。

彼が最優先したのは「健康」でした。

自らの著書『大橋巨泉「第二の人生」これが正解!』の中で、いみじくも次のようなことを書いています。

裕福なお金持ちタレントの言葉ですけれど、たしかに至言ではないかと思います。

「時間を楽しく使い、健康のためにもできるだけ歩き、そして毎日、面白いことを発見するのが最高だと確信している」

「こういう時代にリタイアした場合、心がけたいこともある。毎日が日曜日で、時間だけはたくさんあるわけだから、時間と足にまかせて安くてうまいものを見つけてみたらどうだろう」

「もうひとつの老化は精神的なものだ。常にアップツーデートな生活をすべきだと思う。「今どきの若いもんは」と言って、年寄りぶっているのは最悪。好奇心を失わないことが若さの秘訣だ」

「早寝早起きは、基本中の基本だ」

「ストレッチも欠かさない」