年に一度の眼科の定期チェック

6月28日、水曜日、曇り、とても蒸し暑い日で、朝、扇風機を回してベッドに寝ていても、顔やのど首回りがベタベタして気持ち悪いです。

昨夜は、寝る直前でも室温が30度近くあって、本来ならエアコンをかけて寝る状況ですが、妻が咳が出て良くないからと、扇風機だけで寝ました。

風はよく通るのですが、寝るときは不用心なので、閉め切って灼熱地獄状態になります。

それでも寝てしまえるのは不思議なものです。

そのうちに、寝てる間に熱中症にかかり、救急の世話になるやもしれません。

名古屋の天気は、小雨、最低24度、最高32度、風速0m/s、湿度68%、暑さにうだりますが、何よりも湿気があると汗をかき、あごの下がチクチクして不快なことこの上無しです。

今日は、先日名古屋特定検診とがん検診が無事終わったので、去年と同様、目の定期チェックのため眼科に出かけました。

この2年ほど、名古屋特定検診と同じ病院で眼科を受診しています。

予め、電話で予約が必要か確認してから出かけました。

バスが中々やってこないのでイライラしましたが、いったんバスに乗ってしまえれば、エスカレータ式に身を運ぶだけです。

病院窓口に閉まる15分前に到着しました。

今日は、さほど混んでいないようです。

あちらこちらで、咳をしている人がいて、少し身構えます。

眼科の受付の前の待合席に座っていた80代くらいの頭の白い太った老人が、終わったらしく、杖を突きながら会計窓口へ歩いていきました。

しばらくして、私の名前が呼ばれ、診察室の小部屋へ入りました。

視力検査と眼圧検査、それから看護婦が眼底検査のため瞳孔を開く目薬をさしてくれました。

廊下で待つこと20分後に、女医さんのいる診察室へ通してくれました。

診察室の中を暗くして、LEDライトらしきものを持って、レンズを通して眼底検査をしてくれます。

左右の眼を確認した後、飛蚊症による濁りはあるが、網膜の破れ等は無く、概ね状態は去年と変わらないとの診断でした。

一応緑内症の確認のため、視野検査をやった方が良いということで、8月に予約をしました。

会計を終えて病院を一歩出たら、外の光の強烈さに左目が痛くなり、とめどなく涙が出てきました。

すぐ前から歩いてくる人の姿も直前でないと分からず、外はギラギラとした光の洪水です。

左目を押さえ、右目を薄く開いて、フラフラと歩いている姿は異様だったかもしれません。

横断歩道を渡るのも、信号らしきものは見えますが、はっきり判別できないので、前の人が渡りだしたら後をついていくといった有様です。

なんとか、地下鉄の構内にたどり着きました。

照明やランプが光芒を四散して、デフォルメした絵画のようです。

駅構内から外へ出ると、白いものと日を反射するステンレスのような光るものが眼を射るようなまぶしさで全くの異世界です。

足元の草むらを見ると、明るい黄土色をして、いつも見る色よりも鮮やかに見えます。

この眼の違和感は2時間近くも続きました。