自分はずっと変わらないつもりが、外から見ると随分と変わってしまっている

3月30日、木曜日、明日で3月も終わりです。

時間だけが、光陰の如く過ぎていきますが、肝心なことは何も進んでいないように思われます。

妻の一声で、近くの川に沿って植えられている桜の見物に出かけました。

ほんの数十メートルの距離の間に植えられた桜ですが、90代と思われる老人夫婦や、子供の手を引いた主婦が散策しています。

中には小さなベンチでお花見の弁当を広げている30代か40代くらいの主婦二人もいました。

時々写真を撮る妻に合わせて立ち止まり、見上げると青い空を背景に、視界一杯に広がる溢れんばかりの花の園をしばし楽しみました。

帰りは、イオンへ寄り、買い物をして、妻の実家用のお米5㎏を担いで戻ってきました。

今日の名古屋は、晴れ所により曇り、最低8度、最高20度、風速0.28m/s、湿度89%、晴れ上がり、まさに春のぽかぽか陽気となって、人々はそぞろに花見を楽しんでいます。

観葉植物を例年は4月五月のゴールデンウィーク辺りで外へ出していたのですが、今年はあまりに暖かい日が続くので、すべて外へ出しました。

午後から、返却1日遅れの図書を返すため、図書館へ出かけました。

途中で桜の木を見かけると、ついそちらへ目が向いてしまうのは、この季節の習いのようなものです。

人々の装いも、冬からようやく春めいて、軽やかな華やかさを感じさせます。

最近の若い女性は背が高いなあと思いながら眺めていますが、歳をとりこちらが縮んだのかもしれません。

歩くスピードも、こちらは普通に歩いているつもりですが、女子学生ですら、私をどんどん追い越していきます。

若い頃は、私は自分の歩行スピードは速いと思っていたのですが、歳をとるとはこういうことなのかもしれません。

自分はずっと変わらないつもりが、外から見ると随分と変わってしまっている、何やら昔テレビで観た奇妙な世界を描いたドラマを思い出します。