年末から年明けにかけてヨーロッパで異常な暖冬

1月6日、金曜日、今朝は何度か目が覚め、7時半過ぎにゴミ出しをしました。

我が家では休み明け初めてのゴミ出しだったので、45ℓ袋となりました。

既に4つ大きなゴミ袋が出ていて、やはりいつもよりも多めの量です。

今日は午後から、図書館へ返却図書と予約図書のため出かける予定です。

名古屋の天気は、曇り所により晴れ、最低1度、最高8度、風速0.56m/s 、湿度64%、リビングの昼時の室温は窓際で17.6度、キッチンで16.3度で快適です。

ヨーロッパが、異常な記録的暖冬になっています。

年末から年明けにかけて、1月の過去最高記録を更新しました。

元日はスペインのビルバオで、なんと25度、リヒテンシュタインの首都ファドゥーツで20度、チェコ北部のヤボルニークで19.6度、ポーランド南部の村ヨドウォブニクで19度まで上がったとのことで、例年と同様寒さに凍える日本からみたら羨ましいかぎりです。

このほかオランダ、ベラルーシ、リトアニア、デンマーク、ラトビア、ウクライナでも、1月としての過去最高気温が観測されており、ロシアのウクライナ侵攻による天然ガス供給制限で高騰していた天然ガス価格が需要の急激な減退で、侵攻前よりも下がっています。

異常な暖冬の原因は、例年ではこの時期、北アフリカの辺りを通る偏西風が今年は蛇行し、ヨーロッパの北まで移動したため、アフリカからの暖かな空気が流れ込んできたことによります。

欧州に記録的な暖冬をもたらしている暖気の波動が日本にもやってきそうで、この先1か月、1月20日頃までは気温が上がる予報も出ていて、暖房に使っているガス代や電気代の節約が期待できそうです。

一方、砂漠の国サウジアラビアのジッダでは、異常な激しい雷雨のため街は浸水して腰の高さまで水位が上がり、ほとんどの道路は冠水しました。

アメリカでは、年末年始、大雪と洪水に見舞われ、大気が不安定な状態が続きますが、真冬にもかかわらず、ハリケーン並みの低気圧による強風がカリフォルニア沿岸部を襲おうとしています。

世界中で起きている、異常気象の原因はCO2増加による温暖化であると言われていますが、世界最大のCO2排出国の中国が国家戦略もあって世界の40%のBEVを生産するようになったことは、地球にとっては喜ばしいことです。

この先、変動はあるものの、大局的には、CO2削減への産業構造の変化は再生可能エネルギーを起点にして、車、船舶、航空機等、徐々にではあっても進んでいくことは確実です。