老父母でも新しいものにはワクワク感がある

今日は良い天気になって、空も晴れ上がっています。

名古屋の天気予報は、晴れ所により曇り、最低11度、最高22度、風速1.94m/s、湿度36%、今日も申し分ない陽気です。

このところ朝の起床が1時間遅れで寝過ごしの毎日が続いています。

朝食後、妻にいつでも出発OKと言われて思い出しました。

今日は妻の実家へ購入した食器乾燥機を運ぶ日でした。

大きな箱を抱えて、車の後部座席へ押し込みました。

トランクの中は長年溜まった車の用品に占領されていて、大きな荷物は入りません。

これもいつかは何とかしないといけません。

家の中にいると、スマートスピーカーのアレクサのように妻が、ああだこうだと語り掛けてきます。

妻からしたら、私の方が手足の付いたアレクサのような存在なのかもしれません。

平日木曜日の昼日中、妻と車で出ていくというのも不思議なもので、会社生活を送っていたころは休暇を取らない限り考えられないことでした。

外は行楽日和で、心地よい風が吹いています。

秋から冬へ向かっていく街の景色は、パステルカラーのように淡く色づいています。

通り過ぎる景色や人を見ながら語り掛ける妻に、生返事を返しながら、川にかかる橋を渡るときのゴーという風切り音を聞いていました。

いつもの路をいつものように走りですが、こんな時ほど気を付けないと、事故はいつ訪れるかわかりません。

一瞬ですべてが変わってしまうことがあります。

萎縮性胃炎や指の切り傷、目の飛蚊症はその前後で、変わってしまったことを思い出させます。

明るい日差しの中、いくつもの坂を登り下りして、妻の老父母の住むマンションに到着しました。

再び大きな箱を抱えて、3階までの階段を足元見えない危うさながら、たどり着きました。

義母が出迎えてくれて、しばらくすると義父が出てきました。

二人とも変わりなく元気そうで、少し安心しました。

箱の梱包を解いて、義父が食器乾燥機を眺めていました。

やはり新しい物がやってくると、少しだけウキウキして嬉しくなるのかもしれません。

古い食器乾燥機をテーブルへ移して、新しい食器乾燥機をその場所へ据え置きました。

2つ見比べると、瓜二つです。

19年も経ってこれだけ変わらない電化製品も珍しいです。

プラスチックの箸立て、ステンレスの網かごは、並べて比較すると寸分たがわず同じものでした。

ただ古い製品はかごの下にステンレスのトレーが敷かれていました。

これは今回購入した上の価格の製品に付属しているのと同じもののようです。

妻が激落ちくんで磨き、新しい食器乾燥機にセットするとぴったり収まりました。

そしてまな板乾燥室の中にもステンレスの受けがあって、新しい製品はこれが原価低減のためか廃されていました。

旧品の付属品をそのまま流用して、ワンランク上の製品に変身したようです。

カバーの開け閉めで若干音がするのは、義母が試してみて、それ位は問題なしと了解を得たので、プラグリースを指すなどの処置は不要となりました。

台所に新しい透明感のある乾燥機が据えられて、義父義母とも満足してくれたようで、一安心しました。

妻が台所のシンクに置いてあった食器を洗って、新しい食器乾燥機に入れ、試運転をしたところ、音も気になるほどのことは無くOKでした。

古い台所に新しい物が据えられたことが、義母にはとても嬉しかったようで、終始ご機嫌のようでした。

次は画面が乱れるようになってしまったインターフォンの購入です。

前回スイッチの入り切りですぐに回復したのですが、しばらく動かしていないと、画面がまともに写るようになりません。

何やらコンデンサーが抜けてしまったような症状を呈しています。

義父からリモート端末の付属するインターフォンが欲しいという希望を聞いて、スマホでパナソニックの製品の画面を見せて説明しました。

このところ、義父義母へ電化製品のセールスマンのようなことをやっている私でした。