コロナワクチン5回目接種を受けてきた

12月12日、月曜日、快晴、何となく数字の並びが良さそうな日です。

今日は、コロナワクチン5回目の接種を受ける日でした。

ワクチン接種となると、何となく気がそわそわして身構えてしまうものです。

コロナワクチンも、既に5回目となって、今回はBA4、BA5対応のファイザー製ワクチンを接種する予定です。

今日の名古屋は、曇り、最低8度、最高13ど、風速0.56m/s、湿度49%、朝はまだ晴れていましたが、少し肌寒いようでした。

妻とともに、バスと電車を乗り継いで、前回、前々回と同じクリニックでコロナワクチン接種を受けるため出かけました。

月曜日とあって、バスは空いていましたが、電車はなぜか少し混んでいました。

目的の駅のホームに立つと、これからワクチンを打つという覚悟ができます。

駅前の交差点の信号が変わるのを、暖かい日差しを受けながら、待ちました。

小さな子供を抱えた母親と、歩幅狭く歩く90代位の老爺の後ろ姿を見ながら、歩道を渡りました。

しばらく広い歩道を歩き、寒々としたコンクリート打ちっぱなしの建物の階段を上がって右側にクリニックの入口がありました。

この寒い日にドアが開けっ放しになっていました。

狭い入口を入って、左手に曲がると、クリニックの待合室になっていました。

妻が窓口に、来院の目的を告げ、非接触温度計の数値を確認してから、本人確認のため、妻はマイナカード、私は免許証を出しました。

待合室には、高齢の女性が1人待っているだけでした。

しばらくすると、前回と異なり、妻より先に私の名前が呼ばれました。

診察室に入ると、若い医師がいて、特に異常がないことを確認してから、私の左肩にワクチンを打ってくれました。

少し針が入る鈍痛がありましたが、あっという間に終わりました。

医師に御礼を述べ診察室を出てくると、すぐに妻の名前が呼ばれました。

妻もすぐに出てきて、接種後15分待合室に留まりました。

いつの間にか、高齢者たちで、待合室はほぼ満席になっていました。

老婆が老爺と待合室に入ってきて、老爺が座ろうとすると、「これこれ、座っていないで、窓口へ」と指図します。

老爺は、黙って窓口に行き、受付の若い女性に、一言二言何かを言ったようでした。

老婆は、小さな歩行器にすがっていました。

老夫婦の日常の一瞬を垣間見たような気がして、妻とクリニックを後にしました。

帰途、いつものように、駅前のクリスマスに沸くデパートに寄ってから帰宅しました。