マイクロスリープ

とても良い天気で、空気もからっとしていて、すこぶる心地よく感じられます。

名古屋の天気予報は、晴れ、最低20度、最高29度、風速 0.83 m/s、湿度 42%、しばらくは曇るときもありますが、概ね良い天気が続きそうです。

今日は一週間の始まりである月曜日です。

このところ昼近くになると眠くなるので、居眠り、或いはマイクロ睡眠を試行しています。

スマホやパソコンを操作しながら、眠くなってしまうのですが、この座りながら眠っていまう居眠りがどれだけ効果あるものか実感はありません。

数秒から数十秒のマイクロスリープは、運転中や何か機械を操作している時は危険極まりないのですが、昼寝は夜間の睡眠を補うものとして、最近では睡眠の専門家も勧めています。

マイクロスリープも超短時間の昼寝と考えると、睡眠の質を向上する新しいスキルになるかもしれません。

セグロカモメは1日に5時間ほど眠りますが、常に周囲への警戒を怠らず、1分以上目を閉じていることはありません。

またアマツバメは、繁殖以外では空を飛び続けています。

夜間にレーダーを使ってアマツバメを追跡すると、一晩中飛び続けているうちで、何度も急降下することが分かりました。

このときに瞬間的に眠って、地上に落ちる前に目覚めているのです。

この鳥達の変わった眠り方は、マイクロスリープで睡眠不足を補える可能性を示しています。

このようにして、食物連鎖の頂点にいる強い動物以外の多くの動物は、細切れの睡眠を繰り返して、トータルの睡眠時間を稼いでいます。

過酷な自然の中で生きる動物と人間は違いますが、この居眠りを上手く使ってリフレッシュする方法は、理にかなっていて面白いのではないかと思います。

昼時の短い睡眠は、専門家が推奨するように、認知能力、注意力、記憶力だけでなく、創造力をも高めることができます。

朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」というのがあるそうですが、この短い睡眠を上手く使って、起きている時間を有益な時間とする方法だと思います。

ギリシャの成人を対象としたこの調査では、週に3回以上、30分間の昼寝をすると、心臓病によって病死するリスクが37%も低下することがわかったとのことです。

午後に仮眠をとると、血圧が下がるため、心臓病や脳梗塞、糖尿病の防止にもつながると考えられているようです。