住宅補修の仕事は未来永劫廃れることはない

このところ毎朝、妻に起こされるのが、普通になってしまいました。

毎晩、就寝が3時前後になってしまうのが原因であることは分かっています。

以前少し早く寝るようにしたことはあるのですが、しばらくするとまた戻ってしまうようです。

現在も、妻がタイムキーパーとなり、行きつ戻りつの繰り返しとなっています。

今日の名古屋は、晴れ所により曇り、最低4度、最高14度、風速0.56m/s、湿度44%、昼時リビングの温度計は21.6度を表示していました。

妻が、友達とランチに行ったので、郵便局へ年賀状を買いに行くのを頼まれました。

早速午後、徒歩で郵便局hw向かうと、住宅のあちらこちらで外装改修工事をやっています。

家が古くなれば、手すりの錆を落とし、壁のペンキを塗り直さないと廃墟のようになってしまいます。

鉄パイプで家の外周をめぐらし、シートですっぽり覆って、人手で外壁の補修や塗装をするのですが、こればかりは自動化は難しいのかもしれません。

人が家に住む限り、この仕事は未来永劫廃れることは無いのかもしれません。

住宅に多くを求めようとすれば、それだけ多くの手間とお金が必要となります。

貧乏人は集合住宅に住み、金持ちはモダンな戸建住宅に住み、それぞれが途方もないお金を使って、生き続ける限り、家を改修して住み続けるのでしょう。

少し古い住宅の横に、私の乗っているのとさほど変わらないくらい古い大衆車が停まっていました。

フロントのヘッドランプのクリアカバーが紫外線の影響で大分曇っていて、車の古さとオーナーのメンテのラフさを物語っています。

車をメンテしながら乗り続けるのも、家の改修とよく似ています。

貧乏人は、自分でできることは、できるだけ自分でやって維持補修に掛かるコストを節約しようと努めます。

住宅街をぶらぶら歩いて郵便局に着くと、ATMの前は混んでいましたが、窓口は空いていました。

妻に頼まれた、年賀はがきを購入した後、外へ出たついでにバスを使って西友へ買い物に行くことにしました。

バス停には、背の高い髭面の男が、柄の長い箒と塵取りを持って立っていました。

近くのドラッグストアで購入したのでしょうか、そろそろ年末の掃除をする時期も近づいていることを感じさせます。

やがてバスがやってきて、いつの間にか一人の中年主婦がバス停に並んでしました。

長箒の男は、次のバス停で降りました。

私は、その次の次で降り、西友まで歩いて5分、天気が良いのが何よりですが、定年退職して昼日中こんなところを歩いている自分が不思議に思われます。

西友で定番の食料品を買って、またバスに乗って帰ってくると、既に午後3時を回っていました。