先月は妻の親族の結婚式、今月は私の親族の結婚式へ出席

11月26日、土曜日、朝から曇って、雨が降る予報もあります。

今日は、東京で私の親戚筋の結婚式に出席します。

先月の妻の親族の結婚式に続いて2か月連続の結婚式となりました。

今日の名古屋は、曇り後晴れ、最低12度、最高19度、風速2m/s、湿度78%、東京の天気も、ほぼ同じようです。

先月よりは、家をゆっくり出られますが、帰りは遅くなりそうです。

いつもの時間に起きて、余裕を持って家を出ました。

しかし、土曜日とあって、バスも地下鉄も混んでいました。

地下鉄も、最初は、妻とバラバラに座り、名古屋駅へ着くまで、立っている人の多さが非日常の光景です。

名古屋駅のホームへ着いて、ほっとして、大小のトランクを転がす若い男女が通り過ぎるのを眺めていました。

新幹線もほぼ満席で、私は、窓側を妻に譲って、通路側の若い男性客に挟まれた真ん中の席にちんまりと納まりました。

新幹線で揺れは小さいとはいえ、やはりスマホのキーをタップするのは大変で、時々ミスタッチします。

肩をすぼめて、不自由な状態で、スマホをこそこそ操作するのも妙なものですが、周りを見ると、お隣の男性も含め、そのような人ばかりです。

東京駅は広くて、右も左も分からなく、方向感覚がなくなりますが、妻が予め調べてくれたおかげで、丸の内線に乗り換えて、無事目的の駅に着きました。

後は歩いて結構式の行われるホテルへ向かうのですが、これまた長い地下街が迷路のように延々と続き、やっとの思いで地上に出るとビル街で、1階に華やかなブランドの続く洒落た通りでした。

2ブロックを歩き、右に曲がって少し行くと、目的のホテルが見つかりました。

1階のロビーは、窓口から宿泊予定なのかトランクを持ったほとんどが女性の人の列ができていました。

コロナ感染の第8波に入るのではないかと言うこの時期でも、観光で訪れる人は多いようです。

しばらく最後尾につきましたが、窓口以外ホテルの人の姿も見えないので、エントランスに掲げられた本日の結婚式場の案内をたよりに、指定の階へ上がることにしました。

エレベーターに乗り、3階まで行くと、女性用、男性用の更衣室が別にあり、その先に新郎、新婦それぞれの親族用に控室がありました。

廊下でウロウロしている間に、私の兄の息子が私を見つけてくれてました。

更衣室から、以前会ってから随分と久しい、懐かしい兄の姿が現れました。

お互い、見ぬ間に歳を取りましたが、相変わらずの兄の元気のいい口調に安心感を覚えます。

更衣室で着替えてから、新婦の親族控室に行くと、私のもう一人の兄の嫁さんと年賀状で子供であった娘が見違えるように美しく成長していて、こちらも少し面くらいながら挨拶しました。

残念ながらもう一人の兄は、今日は出席できないとのことで、久しぶりの再会の機会を逸しました。

親族控室では、兄の2人の息子夫婦から挨拶されましたが、未だにスケボーを抱えていた2人の小さい頃のイメージが強くて、大人になってからも会っていたにもかかわらず、2人の顔の記憶がどこかへ飛んでしまっていました。

かつての実家から離れた名古屋に暮らしているとはいえ、自分の親族との継続的な交流をないがしろにしてきた罰が当たったと言えます。

結婚式の会場に移動すると、教会式の結婚式でした。

西洋人の神父さんが宣誓して、式は讃美歌の演奏とともにはじまりました。

結婚式はどうしても花嫁が主役で、花婿は添え物になりがちですが、これは古くは私が結婚したころからも変わりありません。

若い男女が後ろの席に座り、新郎新婦の友人たちのようです。

1か月前の結婚式と比べると、少し親族の比率が高いように感じましたが、それでも、結婚式への出席者は、会社関係は無く、友人関係の出席が圧倒的に多いようです。

親族紹介は、チャペル内の式が終わって出た広間で、新郎新婦との記念写真が終わった後に、簡単に行われました。

再び親族の全体写真を撮って、披露宴会場へ移動しました。

披露宴は1か月前と比べると、派手さは少し抑えられていましたが、雰囲気造りは友人中心で進行して華やいだ雰囲気が盛り上がりました。

親族の話もありましたが、やはり、一世代、変わったのだなという印象を受けました。

男性の司会に導かれて、新婦の友人の若い女性たちが新婦とのエピソードを語り、式に更に花を添えていました。

私から見ると、皆美人で、化粧のせいか、皆同じ顔に見えるのが不思議です。

私の同じ席の親族は、今回出席しなかった兄の嫁さんと娘でしたが、会話はほとんど妻がして女どうし3人で盛り上がっていました。

披露宴の最後には、式で撮影された映像が、いつの間に編集されたのか立派に編集されて、軽快な音楽とともに流されてそのスピード感に驚かされました。

式が終わり、着替えて親族の控室で、慰労の言葉と、互いの健康・再会を約して、妻とホテルを後にしました。

再び、妻の調べていた情報の通り辿り、丸ノ内線に乗って東京駅へ戻りました。

途中でホームへ行く方向がわからなくなったので、駅の人に聞いて、新幹線ホームにたどり着きました。

帰りの新幹線は新しい車両で、臭いが違います。

コンセントも使いやすく、トイレは男女兼用の、子供おむつ変え設備のあるとても広くて使いやすい快適なものでした。

我が家への帰宅は、最終のバスも無くなり、タクシーもあまり来ないので、とことこ歩いて、結局12時近くとなりました。