慌ただしい一日

朝6時45分に起きて、ゴミ出し、風はたいして無く、曇り空でした。

目が覚めた時に、一瞬何のために起きたのかと訝しむ瞬間があります。

これは、認知症の前兆ではないかと、不安になるときがあります。

夜半、寝る前の朦朧とした状態も似たような感じになります。

益々もって、自身の頭の状態が怪しくなってくるのですが、そんな馬鹿なと打ち消してしばらくすると忘れます。

毎晩毎朝同じようなことを繰り返しているようです。

今日の名古屋は、小雨、最低21度、最高30度、風速4m/s、湿度90%、外出したら、ぽつぽつと降ってきましたが、折り畳み傘の骨が外れて開くのに四苦八苦です。

食後、近くのクリニックへ、持病の薬が切れたのでもらいに出かけました。

いつ来ても、待合室は診察待ちの人でほとんど座る場所がありません。

少し離れた廊下の長椅子で名前を呼ばれるのを待ちました。

いつものことながら、待つのは長く、変わりなければ、診察は俊速で終わります。

待合室には、老爺、老婆が多いのですが、主婦や子供も目立ちます。

皆、頭上の方にあるテレビのニュースを観ていますが、子供は備え付けのマンガを一心不乱に読んでいるようです。

クリニックを出て、家へ戻ってくると、図書館へ返却する図書のうち2冊が返却遅れになっているのに気づきました。

パソコンの調子が悪く、起動したりしなかったりを繰り返しています。

突然切れてしまうのは、何とか直さないといけません。

図書館へ出かける前で、慌ただしいのですが、デスクトップパソコンのケース本体を机の横から引っ張り出して、両サイドのカバーと天板を外しました。

中は大分、埃がたまっています。

ハンディー掃除機を持ってきて、ブラシヘッドに変えて無理やり埃を吸い込もうとしましたが上手くいきません。

CPUのファンの中も埃が堆積しているようなので、ある程度ピンセットで掻き出しました。

それでも完全には無理で、かなりバラバラにしないと埃を完全に取り去ることはできません。

そうこうするうちに、時間は午後を大きく回って、妻に急き立てられるように、図書館へ出かけました。

図書館は図書返却だけなので、今日は栄のジュンク堂の新刊雑誌を見るために地下鉄で栄へ行きました。

私はおいしいものは先に頂く性格なので、ただ返却するだけの用事で行く図書館は後回しです。

名古屋栄はいつでも若い人が多い街ですので、地下鉄、地下街も華やいだ雰囲気があります。

しかし、ジュンク堂に入った途端に、お腹の突き出た中年男や、白髪頭の老人ばかりが、書架に連なっていました。

しばらくジュンク堂で過ごした後、図書館へ寄って帰ってくると夜の7時を回っていました。

小雨が降っていて、傘をさして暗い夜道をとぼとぼ帰ってくるのは寂しいものです。

家へ帰ってくるなら明るいうちの方が、精神的に良いようです。

妻は夕食を先に済ませていて、何となく会社生活を送っていた頃を思い出させます。

夕食を終えて、喉のエヘン虫対策に龍角散トローチを舐めながら、台所の洗い物を済ませて、明日のゴミの準備も終えると、慌ただしい一日はすでに9時を大きく回っていました。

明日もやるべきことが溜まって、先行き大変になりそうです。