お正月でも高齢者の救急の事態への備えは必要

正月3日目、今朝も妻に起こされて、ドタバタ起きました。

正月早々、いくらでも寝てしまうことに、我ながら呆れるばかりです。

今日は、妻の実家へ行く予定でしたが、朝から雪でも降りそうな不穏な雲が垂れ込めていました。

名古屋の予報は、晴れ、最低1度、最高8度、風速4m/s、湿度68%、風は無く昼過ぎまで曇り、後晴れる予報にはなっています。

久しぶりに車のバッテリーを繋ぎましたが、エンジンは一発でかかりました。

しばらくは、回転数が上がり、すっかり落ちてしまったオイルが、エンジンの隅々まで循環するうなり音が聞こえてくるようです。

駐車場を出ようとすると、続けて2台、まさかこんなところから車が出てこようとは思わないようなスピードで出口を横切っていきました。

ゆっくり少しづつ頭を出し、ミラーを見て、頭を右左に降りながら、まるで躊躇するようにゆっくり駐車場を出てきました。

車は、真っ直ぐ走るほどに調子を取り戻し、後は、信号待ちでコロコロとエンジンの回転音を奏でています。

FMを流しっぱなしにして、妻が時々何やら話しているのに応えながら、同じ名古屋市内にある妻の実家へ車を走らせました。

道路は混んでいることも無く、時々他府県のナンバーを見かける程度です。

ニュースでみたUターンラッシュの渋滞状況からすると、お正月3日目の街中と高速道路の状況は、全く別次元の世界なのかもしれません。

いつもより少し早い時間で、妻の実家へ着きました。

神戸ナンバーのブルーのマツダ車が止まっている、更に奥の建物側へ寄せて駐車しました。

義父母は丁度、遅めの昼食を摂っているところだったので、しばらくリビングで待ってから年初の挨拶です。

義父94歳、義母90歳、まだ認知症にもならず、2人で安定した生活を送っているのは見事という他ありません。

例年の年初の挨拶は、型式ばることなく互いに送るエールのように、去年を乗り切り、今年も健康で一年をおくることができるよう励まし合う交歓の雰囲気です。

話の端緒は、義父の健康状態から始まり、義母の親類縁者がまだ元気にしているかという話に至り、ほとんど妻と私は聞き役に徹します。

互いに歳をとれば、世間一般と同じく、話題の中心は自ずと健康関することになり、会話は途切れることなく延々と続きます。

備えあれば憂い無しですが、お正月中といえども、高齢者のモチによる窒息事故を始め、怪我や事故、突然の病気の症状悪化ということが無いとは限りません。

お正月中、病院は、12月29日、30日、31日、1月1日、2日、3日の6日間は休診のことが殆どですので、高齢者であれば常に救急の事態への備えは必要です。

何かあれば、軽微なら休み明けを待てるなら待ち、我慢できないほどの症状なら、まずはスマホを使える近親者が「年末年始登板医検索」を使って、症状に合わせて電話相談、或いは診断と言うことになります。

サイトではなく直接電話で話したい場合は、#7119を押して相談します。

高齢者が、突然の激しい頭痛や、締め付けられるような胸の痛み、突然の意識の喪失により、呼びかけても反応がない などの症状がある場合は、迷わず救急車を呼びます。