大雨の中、車検を受けるため車屋まで運転

朝から、かなりの雨が降っていました。

今日は車検で車を持っていく日ですが、天気は最悪のコンディションです。

昨日充電して、マイナス端子を外していたバッテリーを、家を出る2時間前に繋いで、エンジンをかけてみました。

エンジンは一発でかかり、エンジンルームを一応覘いてみましたが、オイルの漏れている様子もないので、とりあえず何の問題もありません。

スマホを使ってネットでニュースをチェックしているうちに、予約時間の1時間前となり、再度、車検証や自賠責、自動車税納税証明書など、持っていくものを確認して、少し早いとは思いましたが、家を出ることにしました。

駐車場を出たとたんに、激しい雨がフロントガラスに落ちてきました。

ワイパーをフルに動かして運転するのも久しぶりです。

ワイパーを間歇に設定していると、ザーと降ってきて、みるみるうちに視界がみえなくなり、ブレードのひとかきがまとめて雨水をかき分けるといった感じです。

少し走ると、雨が益々激しくなり、ワイパーを連続にしないと間に合わなくなりました。

2年に1回の車検の時にこんな雨になるとは、全くついていません。

先日洗車したのが、この大雨でぐちゃぐちゃになり、全くの徒労になりました。

激しいワイパーの動きに、昨日充電したバッテリーも無駄に消耗しているような気がします。

これで車検で預けている3日間にバッテリー上がりがまた発生したら、踏んだり蹴ったりとなります。

とうとう車検に間に合わなかった、ネット発注のバッテリーが恨めしく思えます。

予約時間の20分前に、車検を依頼していた車屋さんに到着しました。

しばらく待つと、私の後から若い男が、待合室に入ってきました。

窓から外を見ると、白いプリウスアルファが止まっていました。

ユーザー車検を受ければ、一発で通りそうなきれいな車に見えました。

いつもの営業の男性が、彼に向かって、「せっかく車を買ってくれたので、これもお勧めします」とパンフレットを渡していました。

どうやら、ここで買った中古車だったのかもしれません。

その後で営業の男性が、こちらへやってきて、今日の車検の確認と必要書類の受け渡しが終わって、外へ出てきました。

いつものように最寄りの駅までのんびり歩いて、電車とバスを乗り継いで帰宅します。

雨はまだ、ザーザーと激しく降っていました。

郊外のため、田んぼや野菜畑が広がり、けぶるような景色が、ここに住む人たちの日常を想わせます。

幹線道路の交差点近くまで来ると、若い主婦のような女性が傘をさしてやってきました。

田んぼのずっと向こう側に見えるのはガソリンスタンドだけですから、彼女は一体どこから来たのかと思っている間に、雨水で池状態になった交差点を渡っていきました。

駅の近くまで来ると、彼女がまた目の前の交差点に立っていたので、どうやら日常使う近道を通て来たようです。

駅に着くと、ずぶ濡れ状態でしたが、後はずっと屋根の下で、勝手知ったる電車とバスのルートで帰るだけです。

電車を幾つか乗り換えて、いつもの駅前のデパートのトイレと本屋さんへ寄りました。

地下の食料品売り場で、御座候を妻への土産に買って、バス停へ向かいました。

今日は、月曜日とあって、電車もバスも空いていて、街は主婦と幼児と高齢者ばかりが目立ちます。

バスに乗ってしばらく走り、バス停で降りると相変わらず、灰色の空から雨はとめどなく降っていました。

道路も冠水して、そこかしこに水たまりがあり、時折車が水しぶきをあげて通り過ぎていきました。

家へたどり着いた時は、靴の中の靴下がすっかり濡れて気持ち悪く、洗面所で履き替えるとようやく一息つくことができました。