戦乱の中で弱者に手を差し伸べる姿は理屈無しに感動を与えます

少し曇ってはいるものの晴れ間も見えて、久しぶりに比較的良い天気になりました。

このところ、夜エアコン無しで就寝してきましたが、また連日一日中30度を超える酷暑が戻ってくるでしょうか。

8月も早20日を過ぎて後半、盆を過ぎたら秋の訪れは早いと言われますが、このまま暑さが静まって欲しいののです。

今朝は、妻が、実家の90歳の母親が病院へ行く付き添いのため、早くから出ていきました。

私はすっかり寝坊したのですが、鬼の居ぬ間の心のゆるみではあります。

今日の名古屋は、晴れ所により曇り、最低24度、最高32度、風速1.11m/s 、湿度55%、晴れ間のみえる空とは心を朗らかにしてくれるものです。

妻の居ないときに、やることとして、車のバッテリーの充電と、染髪を済ませました。

充電は今日は約4時間で終わりました。

前回はほとんど2時間ですから、このところあまり放電していない状態で充電し、備えあれば憂い無といったところです。

テレビで、アフガニスタンの空港の混乱の映像を観ていた妻が「アメリカは凄いね」と言います。

先日、テレビのニュースで、米軍の大型輸送機が空港から飛び立つ際に、何人ものアフガン人が輸送機のバルジによじ登り、そのまま飛び立ったため、離陸時に振り落とされ地上へ落下していく衝撃的な映像がまだ記憶に新しく、米軍は酷いことをするものだと私は思ったものでした。

この数日、連日のようにアフガニスタンのタリバン首都制圧のニュースはテレビに流れるのですが、タリバンを恐れ、国を脱出するため空港へ押し寄せた群衆を押しとどめるため、塀の上から何人ものアメリカ兵が制している画像がスクリーンに映っていました。

その塀の上のアメリカ兵が、幼児を手ですくいあげていました。

別の映像で、押し倒された群衆の中へ若い米兵が入り、倒れた女性にペットボトルに入った飲み物を差し出しています。

その米兵の後姿が映し出され、金髪の長い髪がヘルメットから出ているのが見えました。

こんな危険な状況の前線で、若い女性兵士がアフガン人に手を差し伸べている姿に妻は感動したのでしょう。

群衆の中で倒れた若い女性を抱え上げた若い米兵が映し出され、目を閉じぐったりした女性の美しい横顔と、黒くウェーブのかかった黒髪がギリシャ神話に出てくるアフロディーテを思わせます。

アフガニスタンは、戦乱で国土が破壊され、遅れた中近東のイスラム国のイメージが強いのですが、極東の日本からしたら人種的にはより西洋人に近いのでした。

虚実入り混じったプロパガンダの入り混じった映像世界ではありますが、若い米兵たちが混乱の中、弱者たちに手を差し伸べる姿は理屈無しに見る者へと感動を与えます。