下を見れば、きりがないほど貧しいひとたちがいる

8月24日、木曜日、今日は、朝から曇り、雨が降ったり止んだりを繰り返しています。

雨の影響か、リビングの室温も28.8度ですが、エアコンのスイッチを入れました。

やはり、湿度が高いのか、蒸し暑さを感じます。

無理することなく、文明の利器を使って快適な環境にすることができれば、物の感じ方、考え方も変わってきます。

今日の名古屋の天気は、にわか雨、最低25度、最高30度、風速1m/s、湿度82%、一日中薄暗く、気分が下がり気味。

ネットの動画記事を見ていたら、国民年金だけで生活している、72歳の男が猛暑の中でもエアコン無しで過ごさざるを得ない人々の一人として映し出されていました。

私と同輩ですが、髪が少なく白髪なのは当然として、太っていて、80代後半以上かと思えるほど随分と老けて見え、狭い部屋で横になって寝るしかありません。

元々足が悪く杖をついていることが拍車をかけているようでした。

生活保護を受ければ、まだまともな生活を送れるように思いますが、そのような知識が無いのか、気力が無いのか、彼のような人を助け出すNPOが無いのでしょうか。

上を見ればきりがないほどの人たちがいて、下を見ればまたきりがないほど貧しいひとたちがいます。

同じ同輩ながら、同情をせざるを得ません。

現状から、なんとか、救い出されることを願うばかりです。

そのほか、数人の70代の寡婦と思われる女性ばかりが同じ動画記事に登場しました。

皆、少ない年金と切り詰めた生活をしており、お国は所得制限のない子育て支援などよりは、貧困層の支援が優先するのではないかと思います。

出生率の低下は、労働者派遣法の悪法によって就業者の半分近くが収入の不安定な非正規社員なってしまったことが原因と思います。

トマ・ピケティが述べているように、お国は経済格差是正を最優先にするべきで、富裕税や、経営者は従業員の平均所得の10倍以上の所得を得てはいけないなどの施策や法令を目指すべきではないかと思います。

底辺を救うことができない政(まつりごと)は全くの無能と言って良いと思います。