中古タイヤは新品タイヤよりも得か

今日からとうとう3月に入り、週の始まりの一日でもあります。

今日の名古屋の天気は、小雨、最低13度、最高16度、風速0.56m/s、湿度95%、明日はまた早朝最低が3度に急激に下がりそうです。

ブランチ後に銀行へ行き、帰りにイオンへ寄りました。

月曜日の昼下がりですから、空いているのですが、それでも老人達と小さな子供連れの主婦の姿が目立ちます。

ソファでしばらく、スマホを使ってニュースをチェックしました。

ネットを見ていると、タイヤの広告が目につきました。

タイヤは車の交換消耗部品の中では、最も金のかかる部品です。

製造メーカーもそれゆえに旨味があるのかもしれません。

今やブリジストン以下国内メーカーにミシュランなどの大手海外メーカーに加えて、ハンコックなどの韓国メーカーや、名前を聞いたことも無いアジアンタイヤなど国内で売られているタイヤは乱戦ぎみです。

かつて馬鹿にしていた韓国のハンコック、クムホ、ネクセン、台湾ナンカンなどは、最近メキメキと品質を上げ、国内のコンフォートタイヤとそん色ないほど静かなタイヤを製造販売できるようになっています。

今回私は中古タイヤを買ったわけですが、合計23,540円ですと場合によってはアジアンタイヤであれば、新品を付けられる値段ではあります。

命を預ける重要部品として、アジアンタイヤはまだまだ不安があります。

今回購入したのはダンロップのエナセーブEC203で、最新はEC204ですから一つ前の型式です。

車と同じで、型式は古くても性能が劇的に変わるわけではないと思っています。

ネットでは旧型式になるため、新品未使用品で、送料無料29,800円が最安値品でありました。

今回購入した23,540円の価格の内タイヤ価格は16,500円です。

交換工賃+廃棄料金は同じだけ掛かると仮定すると、この中古タイヤ16,500円と新品タイヤ29,800円を残り溝からお得度を計算することができます。

すなわち、今回の中古タイヤの残り溝は最少6mmでしたから、新品タイヤの8mmから、年間1万kmでタイヤが1mm摩耗すると仮定して計算します。

タイヤの残り溝から、残り溝2mmまで4年使えれば、842円×4年=3,368円がお得ということになります。

メーカーの話でよく出てくる残り溝3mmになったら交換という場合には、同じ計算で3年使うことになるので3年使って、460円×3年=1,380円となり、お得感がぐっと薄れてしまいます。

またタイヤは4mm以下になったら、雨天時のブレーキ性能が落ち始めるので交換という説を採用すると4mmで交換すると2年ですから、-800円×2年=-1,600円と逆に高くついてしまいます。

中古タイヤを2年しか使わないのであれば、もっと安く、16,500円-1,600円=14,900円以下で買わないと割りに合いません。

中古タイヤと新品タイヤを使い切る前提で考えると、当然ですがタイヤは長く使うほどお得です。

しかし車の乗換えが間近に迫っているのであれば、安全とのトレードになることもありますが、絶対金額が安くありさえすれば良いというのも、正に正解です。