IKEAは北欧風モダンリビングのシンプルな機能的デザイン

今日は2月も26日の最期の金曜日、雨の予報があり心配しましたが、さほどの雨ではありませんでした。

今日の名古屋の天気予報は、曇り所により晴れ、最低4度、最高12度、風速1.67m/s、湿度29%、雨の予報がいつの間にか曇りになっていましたが、一日どう控えめにみても、晴れ間は見えませんでした。

栃木県の山間部で数日に渡って山火事が消失せず、現在もまだ燃え広がっているようですが、消化できるほどの雨は期待できないようです。

朝のゴミ出しは、傘をさして外へ出ましたが、暗い空からぽつぽつ程度の雨が降っていました。

暗い朝は、二度寝すると寝過ごし勝ちですが、案の定、妻に起こされるまで夢の中でありました。

今日はブランチ後に、妻が定期的に行っている病院へ車で送っていく日です。

車でさほど時間のかかる場所ではありませんが、バスを使っていくと少し面倒です。

病院の広い駐車場は、いつものように30%ぐらいの入りですから、がらんとしていますが、私は主義として少し遠くへ停めます。

病院で入口に近い駐車場は、より病の重い人か、近くに車を置くことを必要とする家族のために空けておくべきと考えています。

かなり大きな病院ですが、中へ入っても、入口近くのロビーの待合室は数人が椅子にすわっている程度です。

診察室の近くに、6畳から10畳くらいの待合室がいくつかあるので、妻と私はそちらへ移動して診察まで待つことにしました。

先に1人中年の女性が待っていましたが、しばらくしたら名前を呼ばれたらしく、私たち2人になりました。

35インチぐらいのテレビが昼のワイドショーを流していて、話題は相変わらずコロナ関係です。

しばらくして妻も呼ばれて程なく診察が終わり、いつもと変わり無しで、安心して帰ることにしました。

コロナウィルスワクチンの接種は受けても良いと先生に言われたらしいですが、テレビの報道では、国内の接種は遅れていていつになるやらです。

今日はせっかく車で外へ出たので、久しぶりに、長久手市にあるIKEAへ行くことにしました。

奥さんへのサービスですが、私にとっても普段と違う所へ行くことは刺激になります。

何度か車で行っているので、間違えることはないのですが、うっかりするとつい行き過ぎてしまいそうな分かり難い場所にあります。

建屋全体濃いブルーにイエローのIKEAの文字がモダンな印象を与えるのですが、建屋全体イエローの地に黒文字のFANUCのどぎつさとなぜこうも受ける印象が異なるのか、ヒトの脳とは不思議なものです。

立体駐車場に入っていくと、平日の金曜日の午后なのに3階まで満車で、とうとう4階屋上まで登るはめとなりました。

屋上でさえほぼ満車状態で、やっと停められましたが、平日のこの混み様は一体どうしたことでしょう。

エスカレーターで下へ降りていくと、館内は駐車場が満杯であるにもかかわらず、さほど混んでいる様子がありません。

小さな子供を連れた家族と、若い女性やカップルが目立ちます。

モダンな部屋の装飾展示が観ているだけで夢を与え、特に家に理想を描く女性にとっては心地よいのかもしれません。

デザインは北欧風モダンリビングのシンプルなデザインで、機能的で無駄のないそれでいて温かみを感じさせる物が多いです。

見方によると凝った造りのものは少ないので、同じ形で沢山つくられた安物風ととられなくもないですが、必要を満たしそぎ落としたグッドデザインであると言われればその通りと納得するものであります。

IKEAにはゴシック風やアールデコ風の凝った装飾で飾り立てられたものはほとんどありません。

広いフロアに、1番から20番まで番号が振られ、家の中で使われるあらゆるものが、大物小物を含めて順を追って並べられています。

バスのスポンジ一つにもこだわるような女性にとっては、ゆっくり一日かけて見て回っても飽きないのかもしれません。

かなり広いフロアなので、ゆっくり見て回っても、ウォーキングと考えれば良い運動といえるかもしれません。

妻も小物をあちらで1つ、こちらで2つとチョイスして、私が肩から下げた黄色い袋へ入れ、20番まで達した時には、ああ疲れたと一声満足気でありました。

小さなもの一つ一つはさほどの値段ではありません。

北欧のシンプルなデザインの小物たちは、多くはベトナムなど、新興国で作られた製品のようですが、低賃金労働による搾取と考えるか、あるいはそれらの貧しい国の人々が富む機会を与えるスタートアップと考えるか立場によって異なるかもしれません。

帰りはグリーンロードを途中でUターンして、名古屋へ戻るのですが、間違えて信号の無いガード下を潜ることになりました。

グリーンロードは信号の間隔が長いので、皆よく飛ばしていて、時速60キロ以上で走る私の車を何台もの車が追い越していきます。

東名高速の近くまで来ると午後4時頃でしたが、随分と渋滞していました。

やっといつもの勝手知ったる市内の路へ出ると、ほっとしますが、家へ帰り着くまでは気を抜いてはいけません。

家の近くまで近づいたので、ガソリンスタンドで給油していくことにしました。

ガソリンスタンドは一杯で、ゆっくり前進してバックして止める時に、タイヤが滑ってABSが作動したような音がして驚きました。

バックするときに、車が完全に止まっていなかったのかもしれません。

我が家へ帰ってきてほっとしたときには、家を出てから4時間を優に過ぎていました。