歳を取ってリスクの少ない低コストの生活

今朝は6時半に目が覚めてゴミだしをしました。

1日が次第に長くなり、朝日も早く昇るようになりました。

しかし、昨日と一転して寒くなりました。

名古屋市の天気予報は、曇り後晴れ、最低4℃、最高13℃、風速6m/s、湿度48%、風が強く、冷たさが身に沁みます。

明日は更に気温が下がりそうです。

今日は天皇誕生日で休日ですが、図書館は開館しているので、予約の図書を受領するために午後から出かけました。

バス停で待っている間、風が冷たくて、軽くスクワットしたり、足踏みして寒さをこらえます。

昨日、車で出かけてエアオンを入れるほどの陽気だったのが、嘘のように体の芯まで冷えます。

ようやく交差点に大きな図体のバスが見えたときには、ほっとしました。

出入り口から一番遠く、一番暖かいバスの最後部の席に腰を下ろしました。

休日ではありますが、空いているバスに座れるというのはありがたいものです。

駅に着いて、駅前のデパートのトイレへ寄ってから、図書館へ向かいました。

向かい風がボーボーと耳元で鳴り、感覚無く身が運ばれていくようです。

図書館は、勉強熱心な学生たちが机を占めていますが、新聞閲覧机を使っている老人達の手前の雑誌コーナーの椅子はがら空きです。

しばらく図書館の中で、時間を過ごしていると、体に暖かさが戻ってきます。

今日は本来休日で、5時で閉館となるので、また早々に図書館から出てきました。

帰りに駅前のデパート内に新装した本屋さんへ寄ってきました。

コロナ対策用に、雑誌が紐で結わえられていないのが嬉しいです。

書架の本やら雑誌やらをつまみ読みしているだけで、時間があっという間に過ぎていきます。

30分ほど本屋さんで過ごして、帰宅することにしました。

5年前会社生活を送っていた頃には、どこへ行くにも車を使い、むしろ車で行かれる所を中心とした生活でした。

定年退職して、これほどバスと電車に頼る生活をおくることになるとは予想していませんでした。

しかし歳を取り、車を運転することは益々リスクを伴い、またコストがかかることを考えれば、当然のあるべき生活スタイルと言えます。

歳を取ってリスクの少ない低コストの生活を送るようになるのは、自然な成り行きです。