地下鉄で強い風が吹く

今日は1月15日金曜日、昨日と同じように、日がきらきらと輝き暖かい一日です。

名古屋の天気予報は、曇り所により晴れ、最低3度、最高13度、風速0.28m/s、

湿度39%、我が家のリビングの室温は昨日よりも少し低く19.4度でしたが暖かさは充分です。

今朝は6時45分頃に起き、ゴミ出しをしましたが、まだ辺りはうす暗く、人通りは無く街路はひっそりとしていました。

コートを着た黒装束のサラリーマンが、そそくさと通り過ぎていきました。

帰ってきてから、また寝ると今度はいつもより1時間寝過ごしました。

全く昨日の決意はどこへ行ってしまったのやら、強制の無い約束事は守れないものです。

今日は、ブランチの後、図書館へ行くことにしました。

外へ出ると、意外なほど、寒くはありませんでした。

バス停は、吹きさらしですが、少し前の痺れるような寒さはありません。

しかし、いつものように、図書館の玄関にやってくると、無情にも、「本日閉館」の札がかかっていました。

返却ポストに持ってきた図書を放り込んで、階段を降り通りへ出ました。

少し歩いたら、丁度市バスがやってきて、バス停に止まったので、近くの地下鉄の駅を巡回しているのだろうと思い乗りました。

これで駅まで歩くことなく、安楽に駅前でおろしてもらえると思っていたのですが、豈図らんや、バスは隣の駅の直前で右折して、どんどんあらぬ方向へ走っていきます。

慌てて途中のバス停で降りようとしたのですが、私はシルバーパスを持っているので、どこか市内の地下鉄駅の近くで降ろしてもらえれば大丈夫なのです。

バスの案内である地下鉄駅前が終着だと分かり、そのまま乗ることにしました。

流れる外の景色は、次第に見知らぬ光景になりますが、特に不安感はありません。

途中で、中学生か学生服の女の子や男の子がどやどやと乗り込んできました。

途端にはじけて飛ぶような空気がバスの中に充溢しました。

ほどなく、終着に着いて、女の子たちがバスにお礼を言って降りていきます。

ここ名古屋では、バスを降りる時に子供たちがお礼を言います。

多分関東では通勤通学バスで、このような習慣はなかったように思いますので、最初は違和感を覚えましたが、今では微笑ましく感じられます。

地下鉄の階段を下っていくと、下からかなりの強さの風が吹いてきます。

気圧の差か、温度差か、はたまた電車が入ってくる時の影響かよく分かりませんが、何かの理屈でこのような現象があるのでしょう。

いつもではありませんが、コンコースでも吹いていることがあります。

ネットで調べると.地下鉄で風が起きる理由を説明したブログがありました。

地下鉄の風は、電車が起こす「列車風」と換気装置が起こす「換気風」が主な要因だそうです。

電車が狭いトンネルを行き来するので、ピストンのような作用で、風が吹くようです。

電車が到着するときと、出発するときには風の向きが変わるとのことです。

また、換気装置によって、地下空間の空気は屋外へ排出され、逆に屋外の新鮮な空気は地下空間へ取り込まれますので、それによって風が吹くそうです。

また、地下鉄の出入り口近辺は、狭い出口をたくさんの空気が逃げようとするので、スロート効果で風が強くなってしまうとのことです。

なるほど、このような理屈であったかと納得します。

今日は地下鉄をぐるっと遠回りして帰ってきました。