マイナポイント確認後に義父の確定申告を税務署へ提出

今日は朝早く起きる必要がないため、寝過ごしました。

起き上がると、少し日が射して天気は良さそうでした。

名古屋の天気予報は、曇り、最低2度、最高10度、風速0.28m/s、湿度61%、天気は崩れる方向なのかもしれません。

ブランチ後に、イオンへマイナポイントが入っているか確認するために妻と出かけました。

最初、WAONステーションにイオンカード置いて確認すると、ポイントは入っていませんでした。

28日に付与されると思っていましたが、時間が早かったのかと、そのまま帰ろうとしましたが、妻が食い下がりました。

妻が、近くのイオンのサービス窓口の中年女性店員に、マイナポイントの確認方法を尋ねました。

再びWAONステーションの前に女性店員が立ち、操作をすると、マイナポイント5000+イオンポイント2000=7000ポイントが入っていました。

マイナポイントを確認するための別ボタンがあったのでした。

妻が、同じ操作をすると、妻の方にも7000ポイントが入っていました。

私と妻の分を合わせて14000ポイント=14,000円分が入って、私のものは私のもの、夫のものも私のもの、と思っている妻は、ホクホク顔です。

良い気分で家へ帰ってきてから、しばらくスマホのニュースチェックをしていました。

空は少し曇り気味でしたが、雨は降りそうもなかったので、午後から既に出来上がっている妻の実家の確定申告書を名古屋北税務署へ提出するため出かけることにしました。

ついでに帰りに図書館へ寄って、届いている予約図書を受け取ってくることにしました。

実家の確定申告を代理で出しに行くのは、当然1年に1回だけですが、去年は2月20日に提出していますから、今年は随分と早いです。

去年は2月17日からが確定申告の正式な受付日でしたから、書類の提出も中産連ビルで、栄からバスに乗って行った覚えがあります。

名古屋北税務署へ行くのは2019年の2月12日にやはり代理で確定申告書を出しに行って以来ですから、今回は2年ぶりです。

あの時は、近くの堀川にボラの大群を見て感激したものでした。

地下鉄環状線の名城線に乗って黒川の駅へ着くと、既に方向感覚がありませんから、Google Mapに頼って、北税務署へ向かって歩き始めます。

見覚えのある、都市高速道路の下を歩き、すぐに堀川が見えました。

残念ながら、今年はボラの大群は観られないようでしたが、代わりに鴨十数羽がのんびりと緑色の水面を漂っていました。

名古屋の都会の中の小さな街の喫茶店の横を通り、真っ直ぐ行って突き当りを右に曲がると名古屋北税務署の古びた3階建てのビルが見えます。

前回来た時を思い出して、エレベーターで3階へ行こうとすると、入口で案内の女性に呼び止められました。

確定申告書を提出する旨を伝えると、出口を出て右方向へビルに沿って数メートル歩くと、確定申告会場の立て札あるので、その1階で確定申告の書類を受領しているとのことでした。

その通り歩いて行くと、確定申告会場と書いてある小さな入口がありました。

入口から女性がでてきたので、中へ入ってみると、たいそうな喧噪です。

パーテーションで区切られた場所がいくつかあって、確定申告の相談をしているようでした。

書類受領の窓口は入って、左側にあり、女性が2人立っていました。

私の前に1人いましたが、すぐに提出して帰っていきました。

窓口から出された用紙に名前と電話番号を書くのですが、いつも間違えて自分の名前を書いてしまします。

出された用紙には、提出する確定申告の義父の名前と電話番号を書くのでした。

この用紙は一体何のために書くのか、目的がよく分かりません。

女性が提出した書類の中を確認して、OKであれば、受領完了で、控えに今日の日付の入った北税務署の大きな受領印が押されて返されます。

前回は中を確認したのが男性職員で、確認後、帳票類のいくつかは返してくれましたが、今回は全部召し上げられ、一つも返ってきませんでした。

確定申告提出の要領は毎回違うようです。

無事提出が終わって、騒がしい会場で、妻へSkypeを使って、確定申告提出が完了した旨メールを打ちました。

ほっとして外へ出て、来た路を戻ろうとしましたが、なんと道に迷いました。

方向音痴なので、勝手知らぬ街へ来ると、メイズ状態になってしまいます。

再びGoogle Mapの世話になり、見覚えのある通りを辿って堀川の近くまで戻ってきました。

せっかく近くまで来たので、下の清水が湧き出ている小公園に下りてみました。

川の中でゆったり揺蕩う鴨の動画をスマホで撮って、すぐ右横の清水の湧き口を見ると、近くに老人が座っていました。

老人は人の良さそうな柔和な表情で、私に鴨の種類を訪ねましたが、私は答えられず、私は堀川がきれいになって鴨が増えて良かったと世間話をして、その場を離れました。

ちょっと不思議な感じのする老人で、私は伊坂幸太郎の小説に出てくる人の好い死神を思い出しました。

橋を渡って、堀化の向こう側に渡り、先ほどの小公園を見ると、さきほどの老人が足を組んでまだそこに座っている白い姿が見えました。

空中を遮る煩雑な高速道路の下を通って、どこにでもある街の通りの途中にある地下鉄黒川駅の入口に戻ってきました。