アミロイドβを取り除くアルツハイマー病の新薬が承認された

今朝目が覚め、トイレに行ったのはまだ4時で、さすがに暗く、東の空がほんの少し明るみ始めたばかりでした。

もう一度寝直して、再び起きた時はすっかり明るくなって時計を見ると、6時過ぎでした。

リビングの温度は28℃、窓やサッシを開けて回りました。

ゴミをぶら下げて外へ出ると、上よりも下の方が風が強く、かえって心地よいほどです。

今日は9日水曜日、怠慢とはちょっとした心の忌避から始まります。

名古屋の予報は晴れ、最低20℃、最高31℃、風速1.83m/s、湿度33%、昼時睡魔に抗って浮遊している時は認知症の状態に近いのかもしれません。

米バイオ医薬品大手のバイオジェンと共同開発したアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」が米当局に承認されたエーザイの株価終値が6月8日、東京株式市場で値幅制限いっぱいのストップ高水準の9251円を付けて沸いているようです。

新薬「アデュカヌマブ」は症状の進行を抑えることを目的とした薬で、脳にたまった「アミロイドβ」と呼ばれる異常なたんぱく質を取り除き、神経細胞が壊れるのを防ぐとしています。

アメリカのFDA=食品医薬品局は原因と考えられる脳内の異常なタンパク質を減少させる効果を示したとして治療薬として承認したと発表しました。

アルツハイマー病の新薬が承認されたのは2003年以来18年ぶりで、アミロイドβに作用する治療薬は初めてだということです。

アルツハイマー病は異常なたんぱく質、「アミロイドβ」が脳にたまって、神経細胞を壊すことが原因と考えられています。

「アデュカヌマブ」はこの異常なたんぱく質、「アミロイドβ」を取り除く薬で、神経細胞が壊れるのを防ぐことでアルツハイマー病が進行するのを抑える効果があると期待されています。

脳内にたまったアルツハイマー病の原因とされる異常なたんぱく質「アミロイドβ」が、59%から71%減少していることが確認されました。

一方で、「アミロイドβ」を取り除くことができても一度壊れてしまった脳の神経細胞を元に戻すことは難しいことから、治療はできるだけ早い段階で始める必要があるとされていて、この薬も認知症を発症する手前の「軽度認知障害」の人やごく初期の認知症の人を対象として臨床試験が行われていました。

投与対象となるのはほとんどが60代あるいは70代の、病気の初期段階の人たちとなるとされています。