映画「インセプション」を観て

今日は日曜日、良く晴れて風が少し強く吹いています。

名古屋の天気は、晴れ、最低18度、最高29度、風速 2.22 m/s、湿度 49%、最高気温はさほど変わりませんが、最低はいつの間にか20度を下回り、10度台になっていました。

寝ていて、思わず上掛けを引き寄せる季節となりました。

9月も既に終わりに近づき、10月が見えてきました。

なんと時節の過ぎるのが早いことか、定年退職後、何もないままに時の経過が加速度的に早くなっていきます。

定年退職後は、時間があり過ぎて、一日テレビを観て過ごすことになるなどという嘘を誰が広げたのか分かりませんが、自分以外は無関心な世相の放埓な一般論なのでしょう。

定年退職後に変わったのは、テレビを観なくなったことと言えるほどテレビとは縁遠くなりました。

かつてはクローズアップ現代や報道特集を楽しみとしてよく観ていましたが、やらせ問題が発覚して以来、この数年はほとんど観たことがありません。

その代わりパソコンやスマホに馴染んで、ブログを書くことが定年退職後の趣味となりました。

あとは妻に頼まれて、何かを調べているうちに一日が過ぎてしまうようです。

かつて映画をよく観ていたので、ネットで好きな時間に、まるで小説の本を開くように、分割して映画を観ています。

小説も映画も外へ出かけていくことも、適度な刺激となっています。

定年退職後は年金が唯一の収入で、年々減らされつつあることを考えると、将来は不安でいっぱいです。

ともかく先行き不安で、お金を使うことを躊躇せざるを得ない毎日です。

とはいうものの、心配したら、止めどもなく落ち込んでしまうので、あるところで振り切って生きていくしかありません。

今日は映画「インセプション」をネットで観ました。

夢のまた夢が3重になると、もうわけが分からなくなるほど、複雑なSF映画でした。

観た後は何のことかさっぱり分からなかったという感想も多いようですが、空間が曲がったり、追いつ追われつのシーンがあったりで、中々楽しめる映像が詰まった映画でした。

現実で無い世界は、コマがいつまでも回り続けるという落ちが最後に効いています。

今が夢現とは、普段生活している中で感じてしまうことが有りますが、今が現実と思いたいか、夢と思いたいか、人によって随分と違うことでしょう。