映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」は天才演奏家の成就しなかったラブストーリーを描いた

今日は朝から、どんより曇っていましたが、雨は降りませんでした。

ゴミは既に幾つか出ていて、グリーンの網の下に、我が家で食しているのと同じヨーグルトの容器が、袋に入っているのが見えました。

戻ってきて、そのまま起きても良い時間でしたが、妻が起きたのと入れ替わりに再びベッドに入り、眠りに入りました。

2度寝はいつも妙な夢で目覚めますが、洗顔している間に、どんな夢であったかは忘れてしまいます。

昼間近くに晴れて、日が射し、リビングは21.7度の温かさとなりました。

因みに名古屋の天気予報では、最低5度、最高15度、風速0.56m/s、湿度51%、どこに居るかによって随分と体感は異なります。

妻と近くのイオンまで歩いて、溜まっていたポイントをWAONカードにチャージしました。

いくらかでも使えるお金が増えるというのは嬉しいもので小市民のささやかな楽しみです。

帰りにスギヤマドラッグストアに寄って、妻が何がしかを買って、少し嬉しい気分で家路に就きました。

昨夜、GYAOで「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」を観ました。

パガニーニは19世紀に活躍した、不世出の天才バイオリニストですが、映画の中では女性たちと放蕩に耽り、勝手気ままでお金にルーズな性格の非常に変わり者の男として描かれています。

当時ヨーロッパで、バイオリニストとして有名であったために、イギリスでの公演に招かれ、指揮者であり劇場のオーナーである夫婦の家へ泊ります。

しかし劇場のオーナーは、パガニーニをイギリスへ呼ぶためにお金を使い果たしてしまい、直前にメードを首にしてしまいます。

そのため、にわか仕立てでメードとして紹介された若い女性が、実は夫婦の娘で、それと知らず女たらしのパガニーニは魅かれていきます。

しかし行き違いやじゃま立てがあって、この愛は成就しませんでした。

それがために、パガニーニはこの一人の女性に魂を奪われて生涯想い続けるというストーリー仕立てになっていました。

濃い霧に包まれたロンドンの古い街並みと、行き来する馬車が19世紀の空気感を描き出しています。

悪魔に魂を売り渡したと言われるパガニーニの狂気に満ちた演奏のシーンが印象的でした。