カザフスタン映画の俳優がまるで日本のアイドルと見紛う

朝から少し曇っていましたが、雨は降りませんでした。

天気予報では、曇り、最低21度、最高28度、風速 0.56 m/s、湿度 69%、可も無し、不可も無しの普通の天気です。

妻は栄に買うものがあるといって、楽しそうに出ていきました。

私は留守番ですが、2時頃軽く食べたら、牛乳とバナナがないことが分かり、今日は5%引きの西友へ買い物へ行きました。

一旦買い物に出ると、余計なものも買ってしまいがちです。

スーパーマーケットの術中にはまってしまいます。

今日は一人なので、車ではなくバスで行きます。

車で行くのと、バスで行くのとでは風景が違うので、それを楽しみとして、一人で行くときはいつもバスです。

歩いていくと少しだけ運動にはなります。

西友は土曜日なので、家族連れが多く、小さな子供が目立ちます。

あまり沢山買うと持ち帰るのが大変なので、程々にして家へ戻ります。

それでも牛乳パック2個、バナナ2個、ごま油はけっこうかさばります。

肩からぶら下げると重みがあって、いつもリュックで買い物へ行くという93歳の義父のことを思い出します。

バス停で待っていると、いつも間にか隣に背の高いワンピースを着た女性が立っていました。

マスクをしていると女性は皆、イスラムのベールを着けた女性のように魅惑的です。

お隣の女性はマスクが蒸れて暑いのか、待っている途中で外してしかめた表情を見せました。

私より少し高い上背と、ソバカスだらけの顔がアンマッチで、これはこれで面白く印象的でした。

家へ着いたら、妻が先に帰ってきていて、買ってきたものを広げていました。

大したものを買ってきたわけではありませんが、収穫を説明する妻はとてもご機嫌です。

多分このようにして家庭の平和は保たれているのかもしれません。

このところギャオでネット映画を観ることが多いのですが、昨夜は、中央アジアのカザフスタンの映画「ダイダロス」でした。

他民族(恐らくモンゴル系か漢民族)の支配を受けていたカザフの民族の抵抗を描いた映画でした。

カザフスタンは東にモンゴル、中国、北にロシア、南にいくつかの国名の末尾にスタンの付く国々と接し、そのまま南に下れば、パキスタン、アフガニスタン、イランといった国々があります。

日本から遠く離れて、私たちにはほとんど馴染みの無い国ですが、映画の中に出てくる俳優の顔を見ていると、実に日本人によく似ています。

若い男優、女優はまるで日本のアイドルのような顔立ちをした美男美女ですから、逆に違和感を覚えてしまうほどです。

老人達はどちらかというと彫りが深く、アイヌの人々によく似ています。

アジアからはるか遠くヨーロッパへの連なる人種の血の混じり合いが、そこに見られるのかもしれません。

映画のストーリーの出来の良し悪しはともかくとして、登場人物に、どこかで見た顔として少なからず驚かされる意外性があります。

たまには、欧米以外のこのような中央アジアの映画を観るのも、思わぬ見どころがあって面白いものです。