妻の実家のキッチンドライヤーのバネが折れた

朝晩の風が切なく感じられる今日この頃です。

今朝は6時に目覚めてゴミ出しをしたら、既に一つ大きな袋が出ていました。

私より早く出したのか、或いはルール違反で、昨夜出されたものか分かりませんが、ネットをかぶせてあるだけ、ましだったかもしれません。

帰ってきて、リビングの温度をみると、27度でした。

ひと頃と較べると、エアコンのエコ温度まで下がってきましたが、まだ熱帯夜の気温ではあります。

夜はエアコン無しで寝られるようになっただけでも、電気代が節約できて助かります。

そろそろ今日からでも、シャワーのみから浴槽でお湯を沸かさないといけないかもしれません。

2度寝して予定通り起きましたが、朝食後、妻に頼まれて、妻の実家で使っている三菱製キッチンドライヤーのバネが折れてしまったのを修理しないといけません。

単純なC輪状の1回転巻いたねじりばねですが、途中でポッキリ折れてしまっています。

これが無いと、フタが開くたびにカタンカタンと音がします。

多分このバネで分割したフタを片側へ押さえていたのでしょう。

バネ材かステンレスか分かりませんが、金物用半田を使って繋がるかトライすることにしました。

半田ごてを温めて、2つに分かれてしまったバネをペンチで固定して開始しました。

ところが半田ペーストを使って何度、試みても、ペーストが黒く焼けるだけで、肝心の半田が上手く乗りません。

どうやらステンレスだったようで、専用の特殊なはんだを使わないと無理なようです。

諦めて、途中で切断して、先端の引っ掛けだけ90度に曲げることを考えました。

道具はペンチとやすりぐらいしかないので、苦労しましたが、なんとか形になりました。

最後に先端の90度の角度が少し足りないかなと、ペンチで挟んで、手の力だけで曲げようとしたら、先端がポッキリと折れました。

万事休すで、先端部分が折れてしまったら、バネの長さが足りなくなってしまって取り付けられません。

ということで、バネの修理は見事に失敗しました。

時間と力業で悪戦苦闘した挙句、無情にも、バネは折れました。

心も折れて、何とも言えない喪失感を味わうことになりました。

どんなに一生懸命やっても、ダメになってしまうことは、かつてよく経験したことですから、久々のプチ感覚ではありました。

ひょっとして単品が販売されていないかと、ネットを調べてみました。

案の定、最新型式のキッチンドライヤーのバネがネットで見つかりましたが、妻の実家の10年以上使っているというこの製品の古い型式でも使えるかどうかの情報は、つかみきれませんでした。

部品は送料含めて1,010円ですから、実際に購入して、取り付け可能かどうか現物で確認するしかないようです。

三菱のキッチンドライヤーの新品をアマゾンで買うといくらかと、調べてみると、10年以上前の製品とほぼ瓜二つで外観が全くといってよいほど変わらない製品が7,160円で販売されていました。

合うかどうかも分からないバネ一つが1,010円で、新品が7,160円ですから、どうするか改めて妻が実家へ聞いてから決めることにしました。