突然目が見えなくなる症状

今日は朝方、激しく雨が降ったようですが、午後から晴れ間が見えました。

予報では、晴れ時々にわか雨、最低23度、最高29度、風速 0.56 m/s、湿度 84%、今日は油断できない天気ですが、明日は晴れそうで、月曜日からはまた雨と2日おきに晴れと雨が入れ替わる天気が続きそうです。

89歳になる義母は心臓が少し悪いのですが、先日、突然目が見えなくなる一過性黒内障の症状が出て、心配しています。

少し腰は曲がっているものの、92歳の義父と、自立して穏やかに生活している中での突然の発症でした。

初めての症状で本人が一番驚いていますが、一旦視界が失われて、しばらくして何事もなかったかのように元通りになったので、よかったよかったと安心したようですが、そういうわけにはいかないようです。

一過性黒内障は血栓が原因ですから、義母の場合は持病の不整脈の一種である心房細動により心臓に血液が滞留しやすく血栓ができやすくなっているものと思います。

今回はたまたま血栓が眼動脈に流れて、一過性黒内障の症状が出ましたが、網膜に血液を届ける網膜中心動脈に流れれば、網膜中心動脈閉塞症となって失明の恐れがありました。

更に内頚動脈を流れると一過性脳虚血さらには脳梗塞を引き起こすリスクが高いので、とても危険です。

一過性黒内障は、一時的に脳への血流が途絶える一過性脳虚血発作の1つですが、一過性脳虚血発作を起こした人の10-15%が3カ月以内に脳梗塞になり、その半数は2日以内に発症しているというとても怖い症状です。

義母も定期的に心臓の持病のため病院へ通って、抗血小板剤や抗凝固剤などの薬を飲んでいるとは思いますが、何かあったら逐一病院の受診は必要です。

高齢者の病気は、医師の処置に全面的に任せるしかないですが、あとは何もないことを、ひたすら願うばかりです。