今日の天気はやるせない気分

朝から曇っていて、今にも降ってきそうです。

予報では、晴れ後にわか雨、最低24℃、最高26℃、風速 1.39 m/s、湿度 91%、これからザーと降ってくるのかもしれません。

少しひんやりとして、時々気まぐれにささやかな風が吹き通ります。

湿気があってじめっとしているのですが、暑くはなく、古くかび臭い館の中に居るような空気感です。

こんな日は何となく、やるせない気分になります。

天気と気分は密接な関わりがあります。

逆に言えば、その日の気分は天気次第と言えるかもしれません。

アメリカで実施された心理学の研究で、「天気と感情」に関するものがあるそうです。

現在の天気が晴れの状態で、気分に関するアンケートに回答した人は、ポジティブな気分であるという傾向が認められました。

逆に、現在の天気が雨や曇りの状態で、気分に関するアンケートに回答した人は、ネガティブな気分であるという傾向が認められました。

1984年の研究では、温度が上昇すると不安感と懐疑心は下降し、湿度が高くなると集中力が落ち眠気が増加するという結果が報告されています。

天気と気分の関係には自律神経の影響があるようです。

自律神経には、アクセル役の交感神経、ブレーキ役の副交感神経があります。

晴れると交感神経が優位に、雨が降ると副交感神経が優位になる傾向があるようです。

自律神経系のうち、交感神経は血管収縮や心臓の拍動を増やし、身体を興奮させます。

副交感神経は血管拡張し身体をリラックスさせます。

副交感神経が活発になるとだるさや眠気も出るようです。

天気と株価について面白い記事がありました。

Melanie CaoとJason Weiの調査結果によると、「気温が高くなると、株価が上がりづらい」ことが分かっているそうです。

事実、日本株市場は夏の時期、特に7月から10月にかけて上がりづらい傾向があり、逆に、冬になって気温が下がる11月から4月にかけて、日本株市場は上昇しやすい傾向があるそうです。