名古屋図書館が再開しました

今日も晴れたり曇ったりですが、たまたま晴れ上がった時に外へ出ると、カーディガンを持ってきたことを後悔し、マスクをめくって時々空気を通さないと蒸れてやり切れません。

名古屋の天気予報では、曇り後晴れ、最低16℃、最高23℃、湿度41%、風速0.83㎧ ですので公式にはどこまでもさわやかな春の日和です。

今日の朝9時半から名古屋図書館の臨時窓口の予約貸出が再開しました。

4月12日以来ですから、約1か月と少しの休館でしたが、随分長かったように思えます。

朝の9時に起きて、9時半の予約開始に備え、パソコンの前で待ち構えていました。

中途半端な状態で閉館されたので、新たに予約できるのは3冊しかありませんでしたが、それでも予約操作は競争ですから、身構えます。

タブレットで現在時刻を表示させて、予定時刻の3秒過ぎに、パソコンのクリックとスマホのタップをほぼ同時に行いましたが、パソコンの画面がおかしくなって先へ進みません。

慌てて、スマホの方で予約を進めました。

わずか3冊ですから、あっという間です。

にもかかわらず、既に私の前に予約は入っていて、私の予約は在庫冊数ぎりぎりでした。

後は、今日図書館へ出かけて、休館前から予約していた図書を引き取ってこないと、新たに予約できる冊数が確保できません。

朝食を食べてから、午前中に図書館へ出かけることにしました。

返すべき図書の一部は2日前に図書館の閉館後返却口へ投函していますから、今日は2冊だけバッグに入れて、家を出ました。

バス停まで来ると、やはり市内では車は要らないかなと思いながら、スマホを出して、名古屋図書館のホームページを眺めていました。

バスが来る時間が近くなると、待ち構えていたかのように、どこからともなく高齢の老人が一人二人と出てきます。

平日の昼近くはバスは空いていて、楽に座れます。

スマホ画面を眺めている間に、あっという間に駅へつきました。

バスの中では、スマホがあると、ゲームに熱中する若者とさして変わらないことをやっています。

いつもの図書館への路を辿ると、道路工事をやっていて、十数人が重機やトラックを取り囲んでいます。

道路工事のようなインフラは生活に欠くことのできないものですが、自動化、省人化が遅れているように思えます。

スコップやほうきを持った人が目立ちます。

これから暑くなるに従って、灼熱地獄のような様相を呈してくるのでしょう。

図書館へ着いて、階段には列が見当たらなかったので、大丈夫かなと思ったら、階段上って入口ドアの右側に10人ほどが1.5m間隔に並んで待っていました。

しかし図書の返却貸出だけなので、わりとスムーズで、30分ほどで館内入口の椅子までたどり着けました。

椅子に座って待っていると、若い男性の図書館員が寄ってきて、返却図書の回収と図書カードを受取り、しばらくすると貸出図書を持ってきてくれました。

結局、いつもの窓口まで上がっていくことなく、入口の待機椅子の場所ですべての手続きが終わってしまいました。

すぐにスマホを使って、図書館の残りの予約可能な冊数を埋めました。

帰り路、図書館の裏の鬱蒼とした森の草いきれを感じながら、駅まで歩きました。

駅前のデパートの上階にある本屋さんへ寄り、立ち疲れたので、外に面した大きな窓ガラスの近くに設置してある、いくつかある椅子の一つに腰掛けました。

ちょっとしたスポットになっているので、春の温かい日和に誘われて、若い女性がスマホの上にうつむきこっくりこっくりうたた寝をしているようでした。

新型コロナウィルスの騒ぎはまだまだ続いているのですが、平和で安全な景色ではあります。

私は妻へ帰るメールをskypeで送ってから、バス停へ向かいました。