池のある近くの公園へ桜見物

今日は快晴でしたが、また風が強く、外では少し寒さを感じました。

予報では最低7度、最高14度で、昨日よりも若干気温が下がりました。

朝食を食べてから、妻と近くの池のある公園へ桜見物に出ました。

公園まで、坂を下っていく途中にも、1本2本と桜の木はありますが、今日の強い風のために、大分花びらが散って、葉桜になりつつありました。

公園の池へ着くと、さすがに満開のピークは過ぎたようでしたが、それでもまだまだピンク色のふっくらした立ち姿を見せています。

古色然とした草ぶき色の池を背景に、あざやかな桜のコントラストが、まるで王朝絵巻を観るようです。

コンパクトカメラでパシャパシャと撮り、ふと池面をみると2羽の鴨がゆっくりと遊泳しています。

近所に住んでいる老人でしょうか、時々桜を眺めながらゆっくりと散歩をしています。

先日行った平和公園のように、大勢が訪れることも無く、池面に姿を映しながらひっそりと佇んでいる桜木の美しさを愛でる人々のつつましやかな日々を感じさせます。

小学生ぐらいのよく似た女の子2人が小さな橋の上から、一生懸命何かを観ていました。

池に住む鯉、或いは亀を観ていたのでしょうか。

池の周りのそこかしこには、小さな生き物達が息づいています。

来た路をゆっくりゆっくりと妻と戻ってきました。

桜の季節が終われば、一気呵成に季節は夏に向かって走り出します。

その前にあのうっとおしい梅雨があり、やがて気も狂わんばかりの暑さがやってきます。

めぐる季節の移り変わりを、これから現在進行形で日々感じることができるでしょう。