名古屋の松の内はいつまで

良い天気に恵まれて、青い空に少し灰色がかかった雲、眩しい日差しがまるで小春びよりのようです。

窓際のデジタル時計がなんと20.8℃をさしていました。

ここ名古屋は良い日和です。

昨夜ウォーキングから帰って来て、エントランスの郵便受けを見たら、私宛に年賀状が1枚届いていました。

随分遅くに配送されたようですが、まだ年賀状が届くうちはお正月気分が味わえます。

一体いつまでお正月のほろ酔い気分に酔っているのかと言われそうですが、まだ松の内ではあります。

松の内は、関東では1月7日まで、関西では1月15日までです。

ここ名古屋はいつまでかと調べたら、熱田神宮の大鏡餅が鏡開きで参拝者に頒賜(はんし=お餅の配布)されるのが2020年は1月8日ですから、ここ名古屋では松の内は1月7日でしょうか。

頒賜される時間は午前中であったり午後であったりするらしいですが、毎年長蛇の列ができるそうです。

因みに名古屋の正式な鏡開きは1月11日です。

頒賜された大鏡餅を1月11日に頂くのが習わしなのかもしれません。

松の内が1月7日の地域は鏡開きが1月11日、1月15日が松の内の地域は鏡開きが1月15日か20日のようです。

しかし名古屋のある、地域の古社である、尾張国一宮の真清田神社では、1月15日にどんど焼きと言う門松・松飾りや正月飾りを焼いて処分する行事があります。

このどんど焼きとは松の内の終わりの日に行われる行事ですので、1月15日に門松を片付けるということは松の内は1月15日ということになるのでしょうか。

名古屋や中部の地域は関西と関東の間にあり、どちらの文化も受けている地域ですが、1月7日、1月15日いずれの日なのかと言う決まりはないようです。

愛知県神社庁のホームページを見ましたが、この松の内に関する記載はないようです。

因みに熱田神宮ではどんど焼きはやっていません。

名古屋市内の神社でどんど焼きをやっているか調べるためには神社のホームページで調べるしかないようです。

因みに千種区にある高牟(たかむ)神社の祭日行事をみると、1月14日午後2時に「どんと祭」とありました。

なるほど名古屋市では濁点が付かない「どんと祭」と読ぶ習わしになっているのかなと思いました。

ところが、名東区猪子石新明社のホームページでは、1月14日9時~「どんど焼き(左義長)」とありました。

同じ名古屋市の神社でも呼び方が異なるようです。

名古屋市の神社のホームページを調べていて、神社には常駐の神社と無人の神社があることも分かりました。

どうやら「どんど焼き」は常駐の神社でしか行われないようですが、もう少し調べると違うケースもあるのかもしれません。