図書館の役割

今日は、朝からどんより曇りで、風もあり少し寒さを感じさせる1日となりました。

時々、小雨がぱらつき、もうしばらくしたら、霙や雪に変わっていく予感を感じさせます。

今日は図書館にやってきました。

相変わらず、学生、中高年、老人と一通りの世代の人々が集い、勉強や読書に勤しんでいます。

真面目で、善良な人々です。

図書館とは、そのような人々へ場所と、時間と機会を与える場所と思います。

歳を取った老人が、図書館へ通っている間は良いが、通わなくなると人によっては急にボケると言われます。

恐らく図書館へ通っている間は、新聞や雑誌、本などによって新しい刺激を受け続けているのに対し、そのようなものが無くなると、刺激がなくなって急に老化が進むのかも知れません。

昔々の図書館と比べると、現在の図書館は随分と進化して、立派な空調設備や、パソコン設備が入って、利用する環境としては申し分無いと思います。

更に図書館が文化的な刺激を与え続ける場として進化していくとしたら、今も一部では利用できますが、将来は音や映像の視聴覚設備や電子図書の貸し出し、自由な創造的展示の出来るイベント空間が提供されるようになるかもしれません。

そこへ出かけて行くためのモチベーションが維持できることが必要ではないかと思います。

図書館がクラシックのコンサート会場や美術展に隣接するようになったら嬉しいかも知れません。

或いは逆に、街の真ん中のある限られた小さな空間にそこだけで電子図書に触れられる場所として存在しても良いのかもしれません。

街中に小さな公園は有っても、小さなほっとできる図書館のような場所は今は有りません。

街中にゆったり落ち着いていられるスポットがあったら申し分ありません。

もしそのような場所があったら、私は永遠にそのようなライブラリースポットへ通い続けるかもしれません。